スピリチュアル死について

死後の世界とは?どんなところ?宗教別の死生観や死後の世界を豊かにする方法を仏教信仰者の筆者が解説

世界四大宗教とは「キリスト教」「ヒンドゥー教」「イスラム教」「仏教」です。現在終活(死をむかえる活動)を始める方も増えているようですが、何から始めていますか?死後を知らないことで死が不安や恐怖に感じやすくなります。終活を始めるにあたり、死を知らずして残りの人生を堪能することは不可能に近いです。仏教信仰者の筆者が世界四大宗教と日本に親しみのある神道の各宗教から死生観と死後の世界について説明します。
豊かな死後を向かえるために死を知ることから始めてみませんか?
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死後の世界はあるの?

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私は大切な人をあの世へ見送りました、その故人に私が死んだとき再び逢いたい気持ちもあり「死後の世界があったらいいな」と思っていた時に救ってくれたのは仏教です。仏教には死後の世界はあり、次元の違う世界で肉体があるかないかの違いだと教えてくれました。死後の世界の住人からはこの世があの世で、死後が私たちにはあの世なわけで…と摩訶不思議なパラレルワールドなのが宇宙と呼ばれる死後を含む私たちの世界なのです。

これらの全ての説は信心あっての事実なので証明することはできません。

【世界四大宗教と神道】死生観と死後の世界

世界四大宗教とは「キリスト教」「イスラム教」「ヒンドゥー教」「仏教」の4つの宗教のことを指します。日本で親しみのある神社ですが「神道(しんどう・かんながらの道)」という開祖のいない宗教の一つです。世界四大宗教と神道の宗教が教えてくれる死生観と死後の世界について紹介します。

キリスト教:天国か陰府(よみ)へ行く

キリスト教の死とは「肉体から魂が離れること」です。聖書によると、まず肉体を失った魂は天国か陰府に行くとされています。キリスト教信者のクリスチャンは死後天国一択だといわれ死を楽しみにしている信者が大勢いるのです。未信者は陰府へいき神の裁き後に地獄か天国か決まります。(陰府は地獄ではありません) 陰府は広くて深くて下にあるものです。

キリスト教の中にも宗派のようなものがあり、細かいことは様々ですが共通するのは死後の世界があるという考えからできています。

イスラム教:冥土「バルザフ」に全員集合

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肉体を亡くした魂は、現世の行いは全く関係なく冥土「バルザフ」に全員集合します。バルゼフでは天使ムンカルとナキルによって生前の行いを調べられ、神様アラーの審判を待つのです。仏教の懸衣翁(けんえおう)と奪衣婆が生前の罪を調べられ三途の川を渡ることに似ていますね。最後の審判がくると、アラーの前で生前の善悪全ての行いを洗いざらい話すのです。多くの魂を天国へ送りたいアラーは慈悲深いさから、よほどの大悪党ではない限り天国へいくことができます。

イスラム教の死後の世界は天国の「永遠の楽園」ジャンナの住人、地獄のジャハンナムで奈落の底で炎攻めの2選択です。

ヒンドゥー教:輪廻思想・業感縁起

仏教よりも遥か昔からヒンドゥー教では輪廻転生の思想でした。その輪廻の仕組みを流れる川の水のようであるため「ガンジス河」を神聖なものと崇めています。肉体が亡くなったら火葬をし、灰になった骨をガンジス河へ流すのがヒンドゥー教での葬儀の方法です。魂が母なる大河へ帰る輪廻の信仰があるため悲しむこともせず淡々と河へ骨を流す映像をテレビで見たことがあります。

輪廻とは前世の業(カルマ)によって現世の使命が決まり、現世での行いで来世の使命が決まりこの輪廻は修行により解脱しない限り永遠に再生し続けるのです。魂にとってこの永遠の再生は苦痛であり地獄にちかいのではないでしょうか。解脱には信心が非常に大事です。

仏教:極楽浄土を目指すため六道で修行

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仏教で人間が死ぬと仏様になれると考えられています。よく耳にする「成仏する」という言葉は仏教用語で「仏様に成(な)る」という意味です。日本の葬儀・法要は成仏道(魂修行)にむかう魂の応援をする意味も含まれています。仏教は死後の世界を重視した宗教でないでしょうか。肉体を失った魂は49日がくると三途の川を渡りこの世と別れます。その後は現世の行いで決まる「六道」といわれる6つの世界にわけられ「極楽」を目指すのです。

六道は極楽の次に「天の住む天道」があり「人間道」「修羅道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄」があります。これらは犯罪者になったという現世の罪が原因なだけではなく、あなたの心の中にある「執着心」「独占欲」「怒り(煩悩)」「渇き」なども関わりがあるようです。

神道:産霊神(むすびのかみ)の元に帰る

肉体に産霊神から神の魂を入れてもらい誕生したのが人間だとされている神道は、あの世でもこの世でも神です。この世の肉体の死が訪れた時、産霊神のもとへ魂が帰るとされています。帰る際の魂が人間の暮らしにより汚れたままの場合は、魂を綺麗にする修行へ出されるのです。人間の欲からの解脱の修行を地獄だという人もいますね。神道の死後の世界は産霊神の元へ帰ることの他に、詳しく死生観について説かれていないのが神道の特徴でもあります。

死後に子孫や土地を守る氏神様になるのは先祖崇拝から考えられますが、現世の利益を重要視している神道は死後の世界はどのようなものなのか明確には不明です。

死後の世界を豊かにする2つの方法

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死後豊かにするために宗教に入れば良いと言う簡単なことではありません。私はどの宗教の教えも非常に尊敬しています。私の考える死後は現世と変わらない生活ですが、それぞれの考えがありそれぞれの目的があるでしょう。例えば「来世も人間で生まれたい人」「魂で極楽な生活をしたい人」「来世は人ではなく自然物で守り神になりたい人」など、その目的に向かい現代・死後も「煩悩」「苦」との戦いであり「修行の場」であると思っています。

その1:死を恐れず心穏やかに過ごす

死後を豊かにするためにできることは、毎日穏やかな気持ちで過ごすことです。ご自身の好きな音楽を聞いたり、好きな場所にいったり、好きな本を読んでみたり自分の好きなことを他人に迷惑をかけずにすると良いでしょう。ありがたいことに現代は非常に便利で不自由なく生活できる日々を送ることができるのです。そのことを忘れ、しがらみやストレスで自分を見失うほど怒ってみたりお金や地位に執着し惑わされたりしているとそのままの記憶・感覚が死後に続くかもしれませんよ。心穏やかに落ち着いた呼吸で過ごしてみてください。

その2:死は逃れられないことだと理解する

どんなにお金持ちでも、貧乏でも生まれたからには死は平等に訪れます。そしてそれらは全員が体の寿命で亡くなることができるとは限りません。事故や急な病気、天災など何かがきっかけで亡くなっても何もおかしくないのです。その事実を受け入れ忘れない事から始めましょう。家族がいる人々は心優しく「いってらっしゃい」「ありがとう」など「これが最後かもしれない」と意識することで相手に怒りを表にしたり、粗末に扱うことはなくなるのではないでしょうか。

その日々の繰り返しが亡くなるときに未練が残らなく心地よい旅立ちができる簡単にできる方法です。

その3.死後のお迎えをご先祖様にお願いする

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人間には誰にも先祖がいます。あなたが生まれたことは奇跡であり紛れもなくご先祖様が居たお陰であり、あなたをいつも見守ってくれている身近な仏様でもあるのです。お墓に行けない・仏壇も家にないなど訳あっていけない時は、目をつぶり故人を思い浮かべ供養しましょう。「いつも見守ってくれてありがとう」「どうぞ修行が終わり仏様になられていたら力をおかしください」など伝えたいことを語り掛けるのです。愛をもち清らかな心で汚れのない言葉でお願いしますね。

そうするとあなたに死がきた時に心細くない様にお迎えにきてくださるかもしれません、この方法はどこでも何時でも誰でも可能です。

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