背後霊とは
image by iStockphoto
背後霊とは、読んで字のごとく私たちの背後にいる霊のことをいいます。怖いイメージが定着していますが、背後霊は憑いている人を応援したい・サポートしたいという使命で集まっており、憑く人によい影響を与えてくれる存在です。
良い背後霊は、憑いている人をサポートしてくれる存在なので、憑いて貰った人は、直感が冴える・災いから身を守れるといった良いことが起こります。そのため、憑いてくれている背後霊の質によって私たちの生活の質にも変化があるといえるでしょう。
背後霊はちゃんと成仏している
人を導いたり守護したりする使命を持った背後霊は、ちゃんと成仏をしています。これは守護霊も同様です。しかし、中には何らかの出来事が原因で上手く成仏できずに現世で彷徨う霊もいます。その上手く成仏出来ない苦しみから逃れるために、弱い精神の人に取り憑く霊が悪霊と呼ばれるものなのです。
背後霊と守護霊の違い
image by iStockphoto
守護霊と背後霊は同じものだと思われる人もいますが、守護霊と背後霊は全くの別物です。守護霊は、人生の災いや人生の分岐点において判断を促す役割をしてくれている存在で、常に1人しかいません。守護霊の主な種類は、自分が生まれた家系のご先祖様・数百年前の過去世の自分・誕生日の星座や天体による守護天使や守護神などと考えられています。守護霊は一生を通してそう何度も変わるものではありませんが、一つのグループを形成して順番に守護されている人も存在しますよ。
一方背後霊は、自らの意思で憑く人を決める霊です。背後霊の憑く人数は個人の霊的レベルによって変わるので、1人の人もいれば複数憑いている人もいます。基本的に、直感を高める・危険を回避させる役割をしてくれていますが、中には低俗な悪霊が憑いている人もいるため、必ずしも良い作用を引き寄せてくれるものとは言い切れません。
背後霊の種類
image by iStockphoto
背後霊とは、主護霊・指導霊・先祖霊と、日々私たちを守ってくれている霊の総称です。背後霊を形成している霊達もまた、憑いている人のことを心から思い、日々守護してくれています。ここからは、その背後霊の種類について詳しくご紹介していきましょう。
その1:主護霊(ガーディアンスピリット)
主護霊は、背後霊の中でも主にチームリーダーのようなポジションです。見守ってくれている存在ではありますが、私たちを都合良く守ってくれる存在ではありません。私たちの魂を成長させるため、時には試練を与える役割をしています。
基本的に、同じ性別の主護霊が憑くといわれており、男性であれば男性の主護霊・女性であれば女性の主護霊です。また、主護霊は現世で魂のレベルを高めていくと、より高い位の主護霊が憑くとされています。
その2:指導霊(ガイドスピリット)
指導霊は、あらゆる指導をしてくれる霊です。憑く人の才能や能力を現世で開花させる役割を担っています。指導霊は1人ではなく複数人が憑くといわれており、前世で似たような職業をしていた人や同じ趣味をしていた人が、指導例として才能を伸ばす協力をしてくれますよ。
例えば、医師を目指しているので有れば医者の指導霊が憑き、料理が趣味であれば料理人の指導霊が憑くのです。他にも才能が多才な人であれば、様々なジャンルに優れた指導霊が憑いている可能性があります。そのため、指導霊は血縁者でない人が憑くことが多いのも特徴です。
その3:支配霊(コントロールスピリット)
image by iStockphoto
支配霊は、憑く人の運命をコンロトールしている霊です。そのため、支配霊の影響が最も大きいのが縁結び。その人の縁全般を担っており、新しく住む環境・恋愛・結婚まで人生の進むべき方向を調整してくれています。また、神社などで神様との仲介役をしてくれているのも支配霊です。
支配霊は先見の能力に非常に優れており、10年先を見通して様々な縁を運んできてくれているともいわれています。今現在、自分と縁のある人はこの支配霊によって必然の出会いなのです。自分の支配霊の計らいに感謝し、出会いから学びを得るようにしましょう。そうすることで、魂が磨かれより高位の支配霊が憑く可能性が高まります。