不倫されたらどのように対処すべき?慰謝料の請求方法や注意点などついて人生経験豊富な筆者が解説 – Mistory[ミストリー]
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不倫されたらどのように対処すべき?慰謝料の請求方法や注意点などついて人生経験豊富な筆者が解説

長年連れ添ってきたパートナーが不倫していたのなら、これほどショックなことはありません。だからと言ってすぐに離婚を考えることは早計です。不倫されたならまずなをすべきかを考えて、冷静に対処する必要があります。そこでこの記事では、不倫されたらどのように対処すべきかを人生経験豊富な筆者が解説していきしょう。

不倫されたらまずなにをすればいい?

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パートナーに不倫された場合、まず何をすべきなのでしょうか。ここでは不倫された場合にまずやるべきことについて詳しくお話しします。

1.これからどう動くべきか考える

パートナーに不倫されたら、まずは冷静にこれからどう動くべきか考えましょう。許せないからといって離婚をすぐに口に出してはいけません。離婚することがあなたにとって本当に得策なのかどうかを慎重に考えて欲しいのです。特にあなたが一人で生活できる基盤がない場合、離婚後、生活に困る恐れもあります。仮に、慰謝料請求で一時的にまとまった収入が得られたとしても、離婚後の生活費も考慮して行動する必要があるのです。

しばらくの間は今までとは変わらない生活を続けて、不倫の証拠を掴んだり仕事を見つけたりして離婚を考えることが現実的だといえます。

2.不倫の証拠を集める

どのように行動すべきかが決まったなら、次は不倫の証拠を集めることに尽力しましょう。不倫していることを知っていると悟られないよう、証拠を集めるのです。慰謝料請求や離婚などが可能になるのは、あくまで不貞行為として不倫が明確になっているときだけ。性的関係がないと法的措置が取れません。2人きりで食事をしていたり、会う約束をしているやり取りだけでは、証拠としては認められることが難しいとも覚えておきましょう。

3.弁護士に相談する

証拠集めと同時に弁護士に相談することも忘れないでください。弁護士へ相談することで集めている証拠が十分なものか判断がしやすくなるからです。場合によっては、弁護士から不倫相手やパートナーとの交渉の仕方についてアドバイスをもらうこともできます。裁判手続きを代理してもらうことも可能なので、弁護士に相談することを検討することも考慮しましょう。ただし、不倫について相談するときは、男女トラブルが得意な弁護士を選ぶのがおすすめです。

不倫相手には慰謝料請求で対応する

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不倫は法律上「不貞行為」と定められており、不倫された配偶者は不倫相手に対して損害賠償を請求することができます。これは精神的苦痛に対する慰謝料ですが、具体的な手続きについても正しく理解しておくことが大切です。

慰謝料の請求方法

不倫相手に対する慰謝料の具体的な請求方法は、以下のような3つのポイントで進めていくことになります。

・不倫相手に慰謝料の支払いを連絡
・示談書の作成
・裁判を起こす

まずは不倫相手に対して、慰謝料支払いの連絡をしなければなりません。具体的には、電話やLINEなどで伝えることもできますが、内容証明を用いて書面で連絡をすれば、真剣に慰謝料を求めようする気持ちが相手に伝わります。これで交渉をスムーズに進められるようにもなるでしょう。また、不倫相手に連絡をしたあと、慰謝料の金額についても交渉することになります。交渉によっては請求額より少なくなる可能性もありますが、相手と慰謝料額の合意ができた際は、示談書を作成に突入です。

示談書には慰謝料額・支払方法を記載するだけでなく、不倫関係の解消も明記して違反した場合、さらに違約金を支払うことも記載しておきます。もし、不倫相手が慰謝料の支払い拒否や金額の折り合いがつかない場合、裁判を起こすことになるでしょう。裁判になった際は、有利な条件を引き出すために、弁護士に依頼することが必要です。

不倫されたときに避けたいこと

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信頼してきたパートナーに不倫されたとき、どうしても感情的になってしまうものです。しかしながら、気ついた時点で対応の仕方を間違ってしまうと、請求できたはずの慰謝料をもらえなくなる可能性も否定できません。
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