心や体

インナーチャイルドワークとは?簡単な3つの手順や注意点をセラピーに詳しい筆者が解説!

誰にでも存在する内なる子供「インナーチャイルド」を癒す方法をご存知ですか?「インナーチャイルドワーク」は、私たちの深層心理に届いて作用する効果的なセラピーです。今回は、そんなインナーチャイルドワークについてセラピーに詳しい筆者が解説します。人生を好転させるセラピーやセルフケア、インナーチャイルドに関心がある人はぜひ参考にしてみてくださいね。

インナーチャイルドとは?

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「インナーチャイルド」とは、個人の内面に存在する子ども時代の自己や感情を指します。心理学やセラピーなどでよく使われる概念です。このインナーチャイルドは、子ども時代に形成された経験や感情が、成人期においても影響を与え続けるという考え方に基づいています。精神的な成長や発達において、とても重要な概念なのです。普段は大人として振る舞っていても、全ての人間には内面に子供の概念が存在します。

シンプルに言えば、自分の中にある「子供のままの一面」がインナーチャイルドです。何かのタイミングで大人を演じられなくなったときや、疲労やうつで心身が疲れているときなどに、インナーチャイルドが出てきてしまうこともあります。

インナーチャイルドは胡散臭い?人生には関係ない?

インナーチャイルドと聞くと、スピリチュアルや超次元的なものを想像し、胡散臭いと感じる人も少なくないでしょう。しかしインナーチャイルドは、私たち人間が大人になる過程で必ず生まれる必然的な存在です。目に見えない存在ですが、決して魔法や霊のように不確かなものではありません。自分の深層心理にある欲求やわがままな一面、瞬発的な怒りや悲しみなど、衝動的な感覚はインナーチャイルドに由来していることが多いといわれています。つまりインナーチャイルドは、超次元的な存在ではなく心理学に基づいた概念のような存在なのです。人生をコントロールしたり、人生を切り開くためには理解すべき重要なものといえます。

インナーチャイルドは診断できる?

インナーチャイルドは、心理学のプロセスに従って診断することができます。精神科やメンタルクリニックなどのカウンセリング、ネットに存在する心理学のサイトなどで診断可能です。気軽にインナーチャイルドについて知りたい場合は、ネットの診断でも十分でしょう。一方で自分のインナーチャイルドを強く感じたり、インナーチャイルドの不和や不調を感じたりする場合は、専門医に相談して診断を受けるのがおすすめです。インナーチャイルドがどんな状態にあり、どんな影響を人生にもたらしているのかをしっかり把握してみてください。

専門の医師やカウンセラーの診断を受ければ、生きづらさや複雑な感情を改善できる可能性があります。

インナーチャイルドワーク・インナーチャイルドセラピーが必要は人とは?

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インナーチャイルドのワークやセラピーが必要になるのは、衝動的な考えや欲求が抑えられない人・感情的になりやすい人・自己否定感が強い人などです。このような人たちは、インナーチャイルドが普段から強く前面に出てしまい、自分の感情や行動をコントロールできていない可能性があります。インナーチャイルドが傷付いていると、自分の子どもらしくわがままな一面が剥き出しになりやすいのです。その傷を癒すのが、インナーチャイルドのワークやセラピー。しっかりと手順を踏んでインナーチャイルドを癒せば、誰もがインナーチャイルドと良好な関係を築けます。

インナーチャイルドの癒し方は簡単?自分でできるワークの手順3つ

ここからは、自分でできるインナーチャイルドの癒し方を紹介します。自分のメンタルを軽く整えたい、インナーチャイルドに触れてみたい、という場合はぜひ試してみてください。一方で本格的にインナーチャイルドが傷付いている場合は、自力のみのワークは難しいといえます。必ず専門医に相談し、ワークやセラピーを行いましょう。

1:インナーチャイルドに気付く

まずは自分のインナーチャイルドに気付くことから始めましょう。深く自分の中に意識を向けて、自分の深層心理に暮らす子供はどんな状態なのか、どんな雰囲気なのかを把握します。具体的なステップとしては、自分の思考や行動原理、過去、トラウマなど、自分の中にあるものを丁寧に確認してみてください。どんどん自分を理解していくと、やがてインナーチャイルドにたどり着きます。そこで初めて、自分のインナーチャイルドがどんな存在であるか気付けるでしょう。自分の過去を過ごし続けているインナーチャイルドに気付き、抱えている悲しみや怒り、不満などにまずは目を向けてください。

2:インナーチャイルドを解放する

インナーチャイルドの存在に気付けたら、次はインナーチャイルドの解放に取りかかります。まずは自分の問題に立ち返ってみましょう。どんなときに不安になるのか、怒るのか、悲しむのか、不満を感じるのか。これらはインナーチャイルドと連動しています。そしてこの問題を洗いざらいすべて知ることで、解放すべきポイントがわかるのです。

例えば思い切り旅行を楽しみたい、お菓子を好きなだけ食べたい、たっぷり眠りたいなどインナーチャイルドの欲望が具体的にわかるようになります。欲望がわかれば、あとは可能な限り解放するだけ。インナーチャイルドが満足して癒されるように、自分でインナーチャイルドの願いを叶えていきます。この解放により、インナーチャイルドは不満や不安、悲しみを手放しやすくなるでしょう。

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