自制心が大切なワケとは?自制心の鍛え方などメンタルを鍛えた経験のある筆者が解説
1.朝のルーティンをある程度作っておく
可能な範囲で朝のルーティンを作りましょう。短い時間でもいいので、朝にやると決めたことを継続する習慣を身につけると、徐々に自制心が働くようになります。たとえば、起きたらストレッチをする、掃除機をかけるなど5分、10分程度時間を作ればできることから始めていくと継続しやすいですね。自分の時間を把握しやるべきことができるようになると、自分の決めた目標や周囲に振り回されない強い自分が構築されます。朝の行動をルーティン化することが難しい場合は、昼でも夜でも構いません。まずは継続してやれることから始めることが大切です。
2.質の良い睡眠とリラックスタイムの確保
質の良い睡眠とリラックスタイムをできる限り作るようにしましょう。睡眠不足や疲労が蓄積してしまうと、欲求不満な状態を引き起こしやすくなり、自制心のコントロールが難しくなります。食べることや飲酒、物欲などの欲求は解放しすぎると抑制することが難しくなることもあるため、生活のリズムは崩さないようにしましょう。睡眠時間を確保することも大切ですが、質の良い睡眠をとること、自分がリラックスできる時間を確保することは精神が安定し、自制心が働く状態を維持することができます。
3.仕事にタイムリミットを作り常に張感感を持っておく
仕事をする時間もメリハリをつけるようにしましょう。それはなぜなのかというと、自制心を高めるにはある程度、緊張と緩和の時間のサイクルを作ることが必要だからです。仕事にオンとオフを付ける。これを行うことで何を優先して行えばいいのか、効率よく仕事をする方法を考えるようになります。時間は有限であり、自制心が弱いまま仕事をしてしまうとどれもこれも中途半端に手を付け、最終的にどれも期限までに終わらせられなかったということになりかねません。
4.規則正しい生活習慣
規則正しい生活習慣を送ることも自制心を高める方法につながります。早寝早起き、運動、掃除など生活にもメリハリをつけるようにすると、時間を有効に使おうとするため自制心が働くようになるでしょう。またウォーキングなどの軽い運動は自律神経を整え幸せホルモンの分泌も多くなります。また睡眠時間と質の良い睡眠は必ずしも比例するわけではないので、質の良い睡眠ができる環境を作ることが大切です。そうすればおのずと自分に必要な睡眠時間の確保にもつながります。
5.日常生活の記録を付ける
日常生活の記録を付けてみるのもおススメです。日々の生活の中には、「気力を高める」「ホッとする」という2つのタイミングがあります。いわゆる「緊張」と「緩和」ですが、これらを記録として残してみてください。日記でもいいですし、スケジュール帳などに書き留める方法でも構いません。辛かったことや嬉しかったことなどを後々振り返れるものを残しておくことは、自分の気持ちをコントロールするという面でとても役に立ちます。
6.パーフェクトではなくベストを目指す
パーフェクトを目指すのではなく、自分のベストを目指しましょう。完璧を目指してしまうと、どうしても100点満点でなければ納得できなくなり、多少のミスや自分の思い通りに事が進まなかった場合、自己嫌悪に陥ったり自暴自棄になりやすくなります。パーフェクトではなく自分の中のベスト、8割できていれば良しとするなど、自分を追い込みすぎないことが自制心を働かせることにつながるのです。