高校生が不登校になる5つの原因
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「学校に行かないといけないのに行けない」という葛藤はとても辛いものでしょう。不登校には何かしらの原因があり、それも人によって様々な悩みがあります。今回は高校生が不登校になりやすい5つの原因についてみていきましょう。
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その1 疲労が溜まっている
日々の疲労が積み重なり、不登校になることがあります。高校生は一番多感な時期で、人間関係や勉強、受験、将来への不安など様々な悩みを抱えている子が多いです。自分でも気付かないうちにストレスが溜まっていて、ある日突然、学校に行けなくなったなんてことも珍しくありません。それほどまでに蓄積されたストレスは、一日や二日休んだからといって簡単に解消されるものではないでしょう。
その2 サボり癖がある
本人にサボり癖がある場合、不登校になりやすいでしょう。「今日は行きたくないから休んでしまおう」という甘えが1週間、1ヶ月と長引くうちに学校に行けなくなります。ズル休みの期間が長いほど学校へ行くモチベーションが下がり、その結果として不登校になってしまうのです。挙げ句の果てには、卒業できずに中退でも良いと諦めるようになり、そのまま引きこもりになるケースも多いでしょう。
その3 いじめや対人トラブルが原因
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学校でのいじめや対人トラブルが原因で不登校になる子も多いです。特にほとんどが初対面になる高校一年生は、クラスに馴染めずにそのまま学校へ行けなくなるパターンがよくみられます。多感な時期である高校生は、様々な対人関係のトラブルからいじめにも発展しやすいです。友達との揉め事だけでなく異性との交流も多くなるため、男女間のトラブルも非常に多くなるでしょう。
その4 受験や勉強のストレスがある
受験や勉強のストレスから学校に行けなくなる場合もあります。今までは地域の学校に通っていましたが、高校からは自分のレベルに合った学校へ進学することになりますよね。そのため、中学までは成績が優秀だった人も、高校に上がってから周りのレベルも高くなったため、成績が落ちたと感じることもあるかもしれません。また大学受験の時期になると、自分の行きたい学校のレベルと自分の学力にギャップが生まれ、その差に悩む人が多いでしょう。
その5 心の病気になっている
うつ病や自律神経失調症などの心の病気になっているため、学校へ行けない可能性もあります。目に見えない心の病気は周りの人はもちろん、本人でさえも気づくことが難しいです。その上、一度でも病気を患ってしまうと症状が良くなるまで非常に時間がかかります。もし、不安傾向が強かったり、以前と比べて感情の起伏が激しくなったりした場合には、病気を疑う必要があるでしょう。また、不眠症や摂食障害、自傷行為が見られるときにはすぐに心療内科で診てもらってください。
不登校の高校生への対処法6選
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子どもが不登校になったら親としてもかなり辛いでしょう。かといって無理に学校に行かせようとするのは良くありません。そこで不登校の子への効果的な6つの対処法をご紹介します。
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