その1 学校を休んでもいいと伝える
不登校の子には、「無理して学校に行かなくても良いんだよ」と伝えてあげましょう。本人も「学校には行くべきだけどどうしても行けない」と葛藤している場合が多く、そんな自分を卑下してしまうことも少なくありません。そこで親が無理して学校に行かなくても良いんだよと伝えてあげることで、気持ちがスッと楽になり前向きになれるでしょう。自分には絶対的な味方がいると思わせてあげると、学校に行く勇気が湧いてくるかもしれません。
その2 話をよく聞いてあげる
image by iStockphoto
子どもが不登校になってしまったときは、話をよく聞いてあげましょう。子どもの話となると真剣に聞いてあげなかったり、「気にしすぎ」の一言で片付けてしまうこともありますよね。しかし、本人にとっては深刻な悩みであり、本気で助けを求めているのかもしれません。子どもから学校の話をされたときは最後までしっかりと耳を傾けて、悩み相談に対しても真剣にアドバイスを考えましょう。子どもからしてみたら親に話を聞いてもらうだけでも安心感を得られるはずです。
その3 家の中に居場所をつくってあげる
不登校になった子の為に、家を居心地のいい場所にしてあげることが大切です。子どもは自分の居場所があると、精神が安定するという研究結果があります。そのため、自分の部屋など一人になれる空間をつくってあげることで、メンタルを回復する時間を設けられるでしょう。しかし、部屋に引きこもりがちになってしまっては余計に不登校が悪化します。適度にコミュニケーションを取ってあげることで、孤独を感じさせないようにしましょう。
その4 学校の先生に相談する
image by iStockphoto
子どもが不登校になったときは、学校の先生と連絡を取り合うことも大切です。家での様子と学校での様子は大きく違ったりするため、学校の先生に話を聞くことで、家庭では気づかなかった子どもの悩みにも気づける可能性があります。また家での学習の進め方や、再登校に向けて家で行った方がいいことなども合わせて相談できるでしょう。
その5 保健室登校を提案する
学校に行けなくなってしまった子には、保健室登校という選択肢もあります。保健室登校とは、教室でクラスメートと一緒に過ごすのが難しい場合に、保健室に登校するというものです。「教室には行けないけど、保健室には行ける」という状態が本人の罪悪感を減らし、また自信にも繋がるでしょう。実際に保健室登校を経た後に教室でクラスメートと過ごせるようになる子も多いです。
その6 学校以外の学びの場を見つける
学校以外の学びの場を見つけることも一つの手です。子どもが学べる環境は学校だけとは限りません。今ではフリースクールや通信教育、家庭教師など様々な教育の場があります。そのため、不登校になったからと言って心配する必要もなく、学校が合わないのであれば、それ以外の環境で学びを得ればいいのです。フリースクールは学校に比べて校則がゆるく自由度が高いですし、勉強や人付き合いなども学べる環境になっています。
こちらの記事もおすすめ
他人の目を気にしない人の5つの特徴って?気にしてしまう人の心理や克服方法も他人の目を気にして高校を中退した筆者が解説 | Mistory[ミストリー]