人生の悩み

反抗期の娘の特徴とは?どのような接し方がいいのか娘を持つ筆者が解説

子供が成長すると必ず訪れるのが反抗期です。この時期を迎えた子供への接し方は非常に難しいところですが、特に思春期に入った娘にどんなふうに接していっていいのか迷うことも少なくありません。そこでこの記事では、反抗期の娘の特徴や接し方について、娘を持つ筆者が解説します。反抗期で悩んでいる親御さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

反抗期の特徴

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反抗期を迎えている娘に対する接し方をどうしたらいいのか、悩んでいる親御さんもたくさんいるのではないかと思います。この時期の女の子には、どんな特徴があるのか見ていきましょう。

1.他人の目を気にする

思春期の女の子は友だちとの関わりがとても深くなってきます。恐らく親に言えないことでも友人に相談することが多いのではないでしょうか。この時期の女の子は、友だちとの関わりを重視するようになるため、周りの目を気にすることも多いはず。特に外見を気にしてメイクやファッションに興味を示すことも。この年代になってから自分を客観的に見ることができるようになることもあり、自己肯定感も強くなります。これくらいから他人にどのように見られているのかも気にするようになってくるので、コンプレックスを抱くことも少なくありません。

その結果、理想のイメージとのギャップが生まれてきて、自己葛藤したり、苛立ちが芽生えてきたりするのです。

2.理屈っぽい

また、理屈っぽくなる点も反抗期の女の子の特徴です。母親から何かアドバイスされても、素直に聞いてくれません。すぐに「できるわけない」と屁理屈で返さりすることもあるでしょう。親の言うことに対してすぐに反論してくるので、両親も疲れを感じることもあります。アドバイスをしても「そんなことは分かってる」と、反抗的な態度を取ってくるので、つい娘の態度に苛立って口論になることも多いのでないでしょうか?

3.ツンデレになりやすい

反抗期の娘の中には、ツンデレになる子もいます。男の子は反抗期中、暴力をふるうこともありますが、女の子の場合は親に話したくないことに関して口を閉ざしてしまい、部屋に閉じこもって完全に無視することも。さらに自分がお願いしたいことがあるときは甘えてきて、それ以外は親の言うことを無視する傾向もみられます。ときには口答えすることもあるでしょう。そのため母親は娘さんの気分に振り回されてしまいます。

反抗期の娘への接し方

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では、このような反抗期の娘に対して、どのように接していけばいいのかお話していきます。

1.細かいことを口酸っぱく言わない

反抗期の娘は子供なりに色々な悩みを抱えています。勉強のことだけでなく学校生活や普段のファッションなど、彼女なりに考えていることがたくさんあるでしょう。娘が自分の部屋でスマホを見てゲームをしている姿を見ていると、「勉強しなさい」と、ついガミガミ言いたくなるかもかもしれません。しかし、これだと勉強するどころかますます反抗的になり、「うるさいな。後でやるから」と怒って部屋に閉じこもってしまう悪循環に陥ります。

子供も決して暇なわけでなく、勉強・試験・部活・クラスメートとの人間関係などで疲れているので、家ではゆっくりしたいと思っているはず。そのため家の中ではゆっくりと休憩させてあげてください。

2.娘の言っていることに耳を傾ける

娘の言っていることに耳を傾けることも心がけておきましょう。彼女が愚痴を言っている間は、ちゃんと娘と向き合って聞いてあげてください。余計なことは絶対に言わず、アドバイスもせずに全部受け止めてあげるのです。じっくりの娘の愚痴をじっくり聞いていると、学校のことや部活・勉強のことで色々なことが出てくるでしょう。そのとき意見するのではなく共感することが大切。「私も同じようなことがあったわ」と共感することで、彼女も徐々に心を開いてくれるはずです。

愚痴を言っているときは、子供も少しは気を緩めてリラックスできている証拠。そのため娘の中に溜まっているストレスを吐き出させて、真正面から受け止めてあげることで、親と子供の繋がりが生まれてきます。

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