無気力状態になる5つの原因
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何だか最近やる気が出ない、朝ベッドから起き上がれなくなった、などの無気力状態は一体なぜ起きるのでしょうか。その原因について5つ解説していきます。無気力状態から抜け出せるヒントになるはずです。
その1 ストレスが溜まっている
仕事や育児などでストレスが溜まり、精神的な負担を抱えている時に無気力状態になりやすいです。心身ともに疲れていると体を動かすことが億劫に感じたり、人と会うことすら避けたいと思いますよね。とくに責任感が強くて真面目な性格の人ほど頑張りすぎてしまい、ストレスを溜め込みやすいです。何かを頑張るときは「ほどほどに」を意識して、こまめに休憩の時間を確保するようにしましょう。
その2 楽しみがなく退屈している
日々の生活の中で楽しみな事がなく、毎日退屈していると無気力状態に陥りやすいです。家と職場の往復しかしておらず、毎日同じルーティーンばかりしていると変化のない毎日に飽きてきますよね。休日に友人と会う予定を入れたり、趣味に没頭したりなど自分が「楽しい」と思えることを見つけると日常にメリハリがつき、無気力状態から脱することができるでしょう。
その3 バーンアウトしたから
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無気力状態の原因に、バーンアウト(燃え尽き症候群)の可能性も考えられます。それまで何か一つのことに没頭していた人が、ある瞬間からまるで燃え尽きたかのように意欲を失ってしまう状態のことです。バーンアウトする原因は、目標を達成した時や極度のストレスに耐えきれなくなった時になると言われています。あまりストイックに頑張りすぎるのではなく、適度な休憩も取りつつ、ほどほどに頑張りましょう。
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その4 不規則な生活習慣
不規則な生活習慣も無気力状態の原因になります。たとえば、睡眠時間をしっかり確保できておらず寝不足の状態や、偏った食事による栄養不足の状態では不健康であると言えるでしょう。すると、体だけでなく心にも不調が出てきてしまい、無気力状態になります。体は資本です。生活習慣を甘く見ず、健康的な生活を心がけましょう。
その5 ホルモンバランスのせい
女性であれば生理前や妊娠中などに起こるホルモンバランスの乱れも、無気力状態に関係があるでしょう。個人差はありますが、妊娠中や生理前の3〜10日前から心身の不調が出たり、無気力状態に陥りやすくなります。症状があまりにも酷く、日常生活に支障をきたしている場合は、PMS(月経前症候群)の可能性も考えられるため、婦人科へ受診することがおすすめです。