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ペットロス症候群になりやすい人の特徴と対策を一年間立ち直れなかった筆者がご紹介

一緒に住んでいたペットが無くなってしまうのは非常に悲しいことであり、なかなか立ち直れません。筆者も愛猫を無くして一年間立ち直れなかった経験があり、その辛さは非常に分かります。しかし、インターネットでペットロス症候群への対処法を調べ、実践していくことで今では何とか立ち直ることができました。

本記事ではペットロス症候群になりやすい人の特徴と対策を一年間立ち直れなかった筆者がご紹介します。ペットロス症候群になってしまい、どうしても立ち直れない方は本記事を確認してみてください。

ペットロス症候群とは?

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そもそもペットロス症候群とはどのような症状のことを指すのでしょうか。この言葉は日本医師会が以下のように定義しています。

ペットロス症候群とは?

「Pet Loss」を直訳すればペットを失うことで、「ペットロス症候群」とはそのダメージによる精神的・身体的不調を指します。
当然、大変な悲しみにおそわれ、泣いたり、不眠、食欲不振、食べ過ぎ、胃の痛み、息苦しさ、疲労感、身体の痛みなど、さまざまな症状が現れます。

(出典:日本医師会,http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/H17/201.htm)

このようにペットロス症候群は精神的・身体的に不調がでることです。人によっては、直接的に症状が出ていないから、飼っていたペットが一般的なものでないから、などの理由でペットロス症候群では無いと決めつける人もいます。しかし、飼っていたペットの種類は関係なく、悲しさや喪失感が続くだけでもペットロス症候群と言えると認識しておきましょう。

ペットロスとは悪いこと?

ここでペットロス症候群は悪いことであるのか考えてみましょう。ペットが無くなり、悲しくなることは何も悪くありませんし、愛していたのであれば当然のことです。しかし、ペットロス症候群は上記のようにあなたの生活を苦しくしてしまう可能性を持っています。もし、日常生活に長いこと支障をきたしているのであれば克服するべきです。

あなたのペットもきっと、あなたにつらい思いをして欲しくないと思っています。亡くなったペットの為にもペットロス症候群を克服していきましょう。あくまでも、飼っていたペットのことを忘れろや、悲しみを持つなということは言いません。これからも飼っていたペットのことを思い続け、未来の為に動けるようにしていきましょう。

ペットロス症候群になりやすい人の特徴5選

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では、ペットロス症候群はどのような人がなりやすいのでしょうか。ペットロス症候群になりやすい人は共通した特徴を持っていることが分かっていますので確認してみましょう。おそらく、みなさんに当てはまっているものも多いかと思います。

特徴1. ペット中心の生活を送っていた

特徴の1つ目は、ペット中心の生活を送っていたことです。もちろん、ペットを飼っていればペットの為にご飯の用意、トイレの掃除など色々なことをします。それらが自分の生活の大半を占めている場合、ペットロス症候群になりやすいと言われているのです。

しかし、このことはペットを愛している人とも言い換えれると考えています。ペットを愛していた人はペットロス症候群になりやすいという当然の特徴の1つです。

特徴2. 飼っているペットが一匹である

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特徴の2つ目は、飼っているペットが一匹であることです。心理学上でも分かっていることなのですが、人は悲しみに直面したときに誰かと共有しようとします。もし、共有する相手がいないと悲しみは何倍にも膨れ上がるのです。

特に、ペットによる悲しみは人よりも他のペットと共有することで解消されやすいことが分かっています。なので、一匹しか飼っていないと悲しみが薄れて行かず、ペットロス症候群になりやすいのです。

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