「旦那にイライラする機会を減らしたい」という女性におすすめ。最後に、どうしてもイライラが収まらない時のとっておきの解決法もご紹介していますよ。
イライラ!の原因と対処する方法
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家庭内のイライラの多くは「価値観の違い」から生じます。先日、髪を切りにいきましたら、担当の美容師さんが「最近嫁がイライラして怒られっぱなしなんっすよ…!」とお話をはじめて次のような会話になりました。
「この間もトイレで用を足したあとにキッチンで手を洗ったら、キッチンで手を洗わないで!って嫁に怒られたんですけど、どう思います?」「台所は野菜を洗ったり食べ物を扱うお料理の場だと思っているので、私もトイレ後の手を洗われたら嫌だなぁ。トイレの汚れがシンクにつくような感じがして」「そうっすかぁ…自分の実家ではみんなキッチンで手洗いしてたんっすよ。でも今度から嫁の見ているときだけ、洗面所で手を洗いますわ」
育った環境によって夫婦で考え方や感じ方が異なることもあります。ですが、お互いに嫌がらせをしたいわけではないんですよね。夫婦間で「我慢できない」と思うことがあれば、理由を説明したうえで嫌だという気持ちを伝えてみましょう。
旦那にイライラ!なときにできる6つの解消法
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筆者がイライラ対策をしているのは「心身の健康と美」を大切にしたいと思っているからです。「ご機嫌な自分」を保つことは、良好な夫婦関係を維持するだけではなく、心地よい人生を生きるためによいことばかりですよ。ご自身のためにも、眉間にしわをよせるよりは笑顔になれる時間を増やす工夫をしてみましょう。
そのための6つの方法をお伝えしますので参考にしてみてくださいね。
その1:共感をえるより問題解決の行動を
たまに女性同士で「うちの旦那ってさぁ」「わかるー!うちもうちもー!」とやってストレス発散されている方を見かけますが、そこには大きな落とし穴が。共感してもらえればその場ではすっきりするのですが、それは「うちの旦那ってこんなひどいのよ」「そうそうあなたの旦那ってクズなのね」という会話でもあるのです。心の中では「パートナーへの嫌悪」が育っていくので気持ちが冷めることになりますよ。その結果、旦那へのぞんざいな態度となり関係が悪化する原因になるので、注意が必要です。
筆者の知る限り、旦那のことを悪く言っている人で幸せな夫婦関係を維持していく人を見たことはありません。状況を改善したい場合は、「どのような解決法があるのだろう?」と情報収集して実践することがおすすめです。
その2:イライラ警報を発令してみる
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頭ではイライラしない方がよいとはわかっていても、感情を抑えることが難しいこともありますよね。筆者は昔よく、イライラしたときに「イライラ警報発令!」と声に出すようにしていました。イライラしている状態なので近寄らないでね!ということです。なぜなら、イライラしてしまうのは自分に原因があるとわかっているから。これが発令されると夫は筆者にあまり話しかけないようにして距離をとってくれていました。なんといっても一番怖いのは「感情的になってパートナーに取返しのつかないことを言ってしまうこと」。
イライラした時には自分をコントロールすることは難しいですよね。だからこそ、接触をしない工夫をしましょう。お互いにとってメリットがあることです。
その3:家事はできる範囲で業者に頼る
専業主婦の友人の口癖。それは「お金で解決できるものは、お金で解決よ」。子どものために、旦那のために、家族のために。あなたはそう思って育児や家事、もしかしたら仕事で頑張りすぎているのかもしれません。そうすると自分の時間ももてなくてイライラしてしまいますよね。さらにそんな中、旦那さんが家事をせずに一人でリビングでくつろいでいたらイライラが爆発してしまうことも。手抜きを覚えてみませんか?家事が大変なら家事代行を。もしかしたら「家事の外注なんてお金がもったいない!」「自分でやればいい!」という価値観の旦那さんかもしれません。
筆者の夫も「掃除は自分でするべき」という考えの持ち主です。ですので夫に内緒で定期的に業者にお掃除をお願いしています。
その4:自分の人生について真剣に考える
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これから一緒に人生を共にしていこうと思っている人にイライラしてしまう人生。本当にそれでいいの?一度自分に問いかけをしてみましょう。他の人がみて「どうしてそのようなことにイライラするのだろう?」といった些細なことに対しても誰かにイライラしている人、見かけたことがありませんか?自分の人生が上手くいっていないとイライラすることもあります。自分の人生ってなんだろう。そのいらだちを、身近な相手にぶつけてしまうのです。もちろんイライラのきっかけをつくるのは旦那さんかもしれません。
ですがもともと「イライラしていたからネガティブに反応した」という状態です。まずは「自分は今、パートナーにイライラするほどつらい人生なのだ」と認めて人生の変化につなげましょう。
その5:本当に嫌なことには一瞬キレる
若いころの筆者は大変な負けず嫌い。新婚当時のできごとです。夫とオセロをしておりましたら、夫が勝ちました。そこまでは良いのですが「勝った!勝った~!」とわざとはしゃぎだしました。筆者はオセロ盤ごとちゃぶ台をひっくり返して「あら?これじゃあ勝敗が分からないわね」また、テレビゲームでカーレースをしておりましたらレースに勝った夫が筆者の負けず嫌いを刺激するようなからかいを。筆者はブチブチッとテレビの配線を引き抜き「あら?画面に何もうつってないみたい」
夫は「こんなに負けず嫌いだとは知らなかった」と笑い話にしていますが、この2つのできごと以来からかいがなくなりました。本当に嫌なことをされたら本気で嫌だと本気で伝えましょう。筆者は、モノを破壊しない程度にキレてみたら効果がありました。