人生の悩み人間関係

悪口を言わない人になる4つの方法!なぜ悪口を言いたくなるの?愚痴や文句を言うのをやめた筆者が解説

人の悪口は、盛り上がりますよね。上司への愚痴や文句、悪口大会が始まると、出るわ出るわで話が終わらないことも。しかし、その場ではどんなに盛り上がっても、後には虚しさが残ります。悪口をどんなに言ったところで、現状は何も変わらないからです。
悪口を言わないほうが健全だし、できれば言いたくない。でもなかなか難しい。そんなあなたへ今回は、悪口を言わない人になる方法と、なぜ人は悪口を言ってしまうのかを、愚痴をこぼすのをやめた筆者が解説します。

なぜ悪口を言いたくなるの?

大人から子供まで、人は悪口を言います。理不尽な目にあったときや、イライラしたとき。あの人のせいでこうなったということを、誰かに聞いて欲しいのです。言わずにはいられない理由を解き明かします。

その1. 自分の心が疲れている

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睡眠不足であったり疲れが溜まっていたり、また過度のストレスにさらされていたりすると、些細なことにも敏感になります。元気なときなら気にならない他人の言動にやたらに腹が立ち、攻撃的な気分になるのです。

心にゆとりがないため、悪口を抑えられません。

その2. ストレスを発散したい

人との会話はストレス発散になります。それが悪口であれば、大きな声や早口でまくしたてることが多いので、話したときはスッキリするでしょう。たとえば同僚と一緒に上司の愚痴を言う場であれば、共通認識がありますのでネタがたくさんあります。

お酒を飲みながら悪口を言う。不健康に見えますが、本人には大事な場なのでしょう。

その3. 怒りに共感して欲しい

職場で嫌なことがあったり、意地悪をされたりしたとき、家に帰って家族に愚痴をこぼしたくなります。悪口を聞いてもらうことで、相手にも同じ怒りを感じて欲しい、一緒に怒って欲しいのです。

自分の中で怒りがおさまらないとき、同意してくれる相手がいると心強く、納得することができます。

その4. 相手に嫉妬している

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相手を心の底では羨ましいと思いながらも、口をついて出るのは悪口であることがあります。営業マンであれば自分より成績が良い相手のことを、ズルをして成績を上げているのだとか、社長に取り入って案件を獲得したのだとか、そういう悪口です。

正面からぶつかれば敵わないとわかっているから、悪口を言うことで自分を慰めているのでしょう。

悪口は言わない方がいい?

悪口を言ってしまう理由を見ると、じゃあ言ったほうがいいじゃないかと思うかもしれません。しかし、やはり悪口は言わないほうがいいのです。悪口を言うことでどういう影響があるのかを見ていきましょう。

その1. 言葉にすると内面に跳ね返ってくる

悪口というのは人に話して聞いてもらいます。しかし、自分で声に出した言葉を、いちばんよく聞いているのは自分です。悪口、悪態というのはきれいな言葉ではありません。負の感情が乗った言葉を聞き続けると、自分の心が傷ついていきます。

負の感情に飲み込まれないように気をつけましょう。

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