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反抗期の3歳児にはどう接する?6つの特徴を意識した効果的な接し方6選を2人の子どもを子育て中の筆者が解説

「悪魔の3歳児」という言葉があるのはご存じですか?筆者は「魔の2歳児」という言葉しか知らず「2歳のイヤイヤ期が終われば育児は少し楽になるのね!」と考えていました。しかし、2歳が終わっても一向に楽にならず、向き合う時間が増えているような…。むしろ3歳が本番か?と思い調べたところ、ネットで悪魔の3歳児という言葉を知りました。今回の記事では、反抗期の3歳児の特徴と接し方を3歳&6歳の姉妹を子育て中の筆者が解説します。

反抗期の3歳児の特徴6つ

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3歳だと外見もまだ赤ちゃんが抜けきっておらず、可愛いしぐさやおしゃべりもたくさん見せてくれる時期ですよね。そんな3歳児ですが、反抗期となるとどんな特徴があるのでしょうか?紹介していきます。

特徴1.「イヤ」が具体的になる

3歳になるとおしゃべりも上手になって、親との意思疎通も形になってきます。一方でただのイヤイヤではなく「ママが〇〇してくれなかった」「△△(姉)が〇〇って言った!」など具体的なイヤになります。でもまだ3歳児。相手の都合も呑み込めないし、相手の気持ちを汲み取って対応することもうまくできません。親はそんな子供を納得させるため、頭をフル回転させて対処を考えます。

特徴2.口で反論してくる

「ほらね△△って言ったじゃない!」など、今まではごまかしがきいていた部分を指摘してきて親も頭を使って対応しなければならない場面が増えます。物の名前もどんどん覚えていき「アイスが食べたい」「スーパーで一緒にお菓子買おう」など要求が増え、親はそんな反論や要求に振り回されてしまうことも。口が達者になってくると、兄弟喧嘩も増えてそれがまたママの頭を悩ませるんですよね…。

特徴3.上の子と対等でいようとしてくる

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ご兄弟のいるご家庭なら、経験があると思います。上の子と同じものが欲しい、上の子と同じことがしたいなどで、思い通りにならないと癇癪を起すんです…。まだ出来ない事でもやりたがったり、先に上の子がおもちゃで遊び始めただけで「それやりたかった~」と泣き出したりと上の子ととにかく同じようにやりたい、でも出来ない、1つしかないなどで親を困らせてしまいます。

特徴4.1回のわがままが長丁場になる

ご飯の前なのに「おやつ食べたい」「野菜たべたくない」など、親が根負けするまでわがままを言って来ます。ずっと言っていればいつか親が折れてくれるかも、という知恵をはたらかせているのでしょう。「おやつはご飯を食べた人からね」「野菜は体にいいんだよ」と言っても簡単には納得してくれません。2歳のイヤイヤ期の時よりも頑固さが増した態度に親はヘトヘトです。

特徴5.手が出る・物を投げる

思い通りにならないと、癇癪を起こすだけではなく、家族に物を投げたり手を出したりすることも。当たり所が悪く、ママにも本気で怒られてさらに大泣きし困り果ててしまったことがあります。手を出すことは、ダメと教えてもまだ感情が抑えられず次の機会にまた手を出してしまうこともよくあります…。筆者の家は姉妹で喧嘩がエスカレートしてしまうことがあり、目が離せません。

特徴6.赤ちゃん返り?魔の2歳児に戻る

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3歳になったのにイヤイヤが増えたり、自分でご飯を食べられるのにママに食べさせてもらいたがったり、歩けるのに抱っこをせがまれたり、登園を嫌がったり…。子どもの発達が退行してきている気がする…?なんて場面はありませんか。

下の子が産まれたり、引っ越して新しい園になったりと環境が変化することによって、2歳児に戻ってしまったようになって親は焦ったりストレスを感じたりしまう事が良くあります。

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