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感情がコントロールできないのはなぜ?5つの原因と対処法・考えられる病気についてメンタルヘルスに詳しい筆者が解説

「かっとなって怒鳴ってしまった」「夜になると涙がとまらない」など、感情のコントロールができずに悩んでいる人は意外と多いものです。特に怒りやイライラ感、ネガティブな感情は抑えようと思ってもなかなか抑えられるものではありませんよね。

感情をコントロールするにはどうすればよいのでしょうか?実は日々の心がけひとつでも改善することができるのです。今回は感情がコントロールできない原因や制御するための対処法について、メンタルヘルスの本をいくつも読んできた筆者が解説いたします。

なお感情の抑制が難しくなる病気についても最後にまとめておりますので、今回ご紹介する対処法で改善できない場合はそちらもご参考にしていただけましたら幸いです。

感情がコントロールできない5つの原因

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感情には喜怒哀楽がありますが、前述のようにコントロールが難しいのは怒りや悲しみといったネガティブな感情です。しかし同時にそうしたネガティブな感情こそコントロールが必要な感情であるとも言えるでしょう。まずは感情が制御できない原因について解説していきます。

原因1.完璧主義

感情がコントロールできない原因のひとつとして完璧主義であることが挙げられます。完璧主義の人はミスや妥協を許せないため、ささいなことでもイライラしてしまう傾向があるのです。また自分がミスしたときは自己嫌悪や自責の念が強くなり、ひどく落ち込んでしまうことも。ある程度の妥協を許し、視野を広げることが重要です。

原因2.心に余裕がない

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心の余裕を失っていることも原因のひとつです。子育てや仕事の繁忙期など、忙しい時期は疲労が溜まり心の余裕を失っていることがあります。心と体はつながっているため、疲労が溜まっていたり不調を感じていたりすると心も弱ってしまうのです。そのためささいなことでもネガティブになりやすく、イライラや憂鬱感を強く感じてしまいます。改善のためには休息が必要です。

原因3.ストレスを溜めこんでしまう

自分の意思を伝えるのが苦手だったり、言いたいことを飲みこんでしまったりする性格の人はストレスを溜めこみやすい傾向にあります。無意識のうちに我慢する癖がついてしまっていることも多いでしょう。自分なりのストレス解消法がない場合、我慢の限界がきたときに感情を爆発させてしまうことがあります。「自分が我慢すればいい」という考えを改めていく必要があるでしょう。

原因4.極端な思考に陥っている

白黒思考や二極化思考といった極端な考え方をしていることも原因のひとつとして挙げられます。こうした考え方の人は「白か黒か」「0か100か」で物事を考えてしまうため、許容範囲が狭い傾向にあるのです。

例えば「もうあの人とは仲良くできない。連絡先を消してやる」「ミスをしてしまった自分にはもう存在価値がない」といった極端な思考になります。感情をコントロールするためには許容範囲を増やし、自分にも他人にも寛容になることが大切です。

原因5.不規則な生活を送っている

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運動不足や睡眠不足、栄養が偏っているかもしくは不足しているなど、生活が不規則になっていることも感情がコントロールできない原因になります。特に睡眠時間が短いと疲労が溜まるだけではなく、ストレスへの反応が強くなったりポジティブな感情が減ったりするとも言われているのです。

また現代人は摂取カロリーが足りていても必要な栄養素が足りていないことも多く、ビタミン不足がイライラの原因となることも。イライラや憂鬱感を抑えるためにも規則正しい生活を心がける必要があります。

感情がコントロールできないときの対処法4つ

感情がコントロールできていないと人間関係においてさまざまな問題が生じます。特にビジネスの場においては感情を上手くコントロールし冷静であることが求められるでしょう。ここからは感情をコントロールできないときの対処法についてご紹介いたします。

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