人生の悩み

愚痴しか言わない人はどんなタイプ?その特徴や接し方をビジネスマン歴30年の筆者が解説

あなたの近くに愚痴しか言わない人はいないでしょうか。一生懸命仕事をしているときに愚痴ばかりを聞かされていると、自分まで気持ちがネガティブになってしまいますよね。そこで今回は、愚痴ばかり言っている人のタイプや特徴などをビジネスマン歴30年の筆者が解説します。

愚痴しか言わない人と一緒にいるとどうなる?

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あなたの職場の中にも愚痴しか言わない人が1人や2人はいるはず。そんな人と一緒にいると、どのようになっていってしまうのでしょうか。

1.ストレスを感じてしまう

いつも愚痴ばかり言っている人の近くにいると、次第に嫌気がさしストレスを感じるようになります。「仕事が忙しくて大変だ」「上司が頼りない」など、不平不満ばかりを周囲にぶちまけるように言っている人が一人でも周りにいるただけで疲れてしまうだけ。その結果、ストレスもさらに大きなものになる可能性もあります。

2.こちらまでヤル気を失ってしまう

人は愚痴をずっと聞かされていると、こちらまで何とくなくネガティブな気持ちになってしまうもの。否定的な発言ばかり聞かされていれば、自分までもがヤル気を失ってしまうのです。そうなると仕事が思うように進まなくなることもあるでしょう。こんな被害を受けないように、できるだけ早く対処しなければなりません。

愚痴しか言わない人の特徴

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では、愚痴しか言わない人はどんな特徴があるのでしょうか。

1.承認欲求が強い

愚痴ばかり並べ立てる人は、承認欲求が強いのかもしれません。他人よりも自分が優位な立場にいなければ気が済まないのでしょう。こんなタイプの人は愚痴を言うことで「自分がこれほどまでに仕事を頑張っている」と同僚にアピールしたいのかもしれません。もしかすると、それで快感を得ている可能性も。「最近は深夜まで仕事が続いていて疲れる」「仕事が忙しくて睡眠不足」といったようなことを何度も言っている人もいるでしょう。これも仕事を頑張っていることを伝えたいだけなので、一定の距離を置いておく方がいいでしょう。

2.イライラをすぐにぶつけないと気が収まらない

愚痴しか言わない人は、イライラをすぐにぶつけないと気が収まらない性格をしている場合が多い傾向にあります。自分の感情をコントロールできずに、まるで子供のようなわがままな性格かなのもしれません。ちょっとでも嫌なことや気に入らないことがあると我慢できず、口からすぐに文句が出てしまうのです。「面倒だな」「やりたくない」というのが口癖だったり、上司に少し注意されたり、同僚から指摘されたことをネチネチと言い続けている人も少なくありません。

3.何でも自分の思い通りにしたい

何でも自分の思い通りにしたいという性格の人の中にも、ネガティブな意見をたくさん言う人がいます。これは幼少の頃から甘やかされて育てられてきたのかもしれません。気に入らないことがあると自分を抑えることができず、すぐに言いたくなってしまうのです。こんな人はいつでも自分の思い通りにしないと気が済まないので、すぐに口に出して、「自分のペースに変えてしまいたい」と考えているのでしょう。これまで周囲の人たちに合わせてもらって来ていたのが当たり前になっているため、意見を言えば思い通りになると考えているのかもしれません。

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