マザコンとはどんな人?その特徴や付き合い方を人生経験豊富な筆者が解説
マザコン男性の特徴
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成人しても幼い頃のように母親にベッタリな男性。傍から見ると、母親との精神的な距離が異常なほど近く感じてしまいます。そんなマザコン男性には、どんな特徴があるのでしょう?
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1.優柔不断
マザコン男性の典型的な特徴として見られるのは、物事に対して決断することができないという点です。「優柔不断」に近いかもしれません。あなたの身近なところにいる男性の中でも、決心することができない男性がいないでしょうか。「この人は決断力のない人だな」と感じたなら、もしかするとマザコンの可能性があるかもしれません。母親の言うことが正しいと信じているので、些細なことでも自分で決めることができず、母親に相談してその決断に従ってしまうのです。
2.穏やかな性格
マザコンの男性は、穏やかな性格をしています。基本的には従順で人に対して反抗的な態度を示すことはありません。年上の人や目上の人の話を素直にそのまま受け入れてしまうのです。このようになっているのは、母親の過保護な愛情の下で育ったためでしょう。過度な愛情や手間をかけて育てられているため、幼少期から生活の中で不満を感じることや感情を爆発させることが少なかったのかもしれません。物事をはっきり言う男性なら、母親に全面的に従うことはないでしょう。
3.甘えん坊
いくつになっても甘えん坊気質が抜けきれないのも、マザコンの特徴です。母親との距離があまりに近すぎるため、依存心が高いマザコンにとって、自分を守ってくれる存在が母親。一見すると、タフな印象を持つ男性の中にも、ちょっとした振る舞いの中に甘えん坊の一面を見せる人がいます。そんな男性は自分を甘やかしてくれる異性を選ぶかもしれません。ただ結婚したあと、家事はおろか精神的なケアまで求めようとしてくるのがマザコン男性なので、子供が生まれたときなどは、自立した大人としての要件が求められるシチュエーションで苦労することが多くなるでしょう。
4.いくつになってもママと呼ぶ
聞いていると、こちらが赤面してしまいそうになりますが、いくつになっても母親のことを「ママ」と呼ぶ男性も、マザコンに近い可能性があります。一般的に男性は成長するにつれて、無意識に母親と距離を置こうとするため、呼び方に変化が出てくることがほとんど。しかし、母親に依存している男性は、何歳になってもママという呼び方に抵抗を感じることがありません。
5.悩み事は全て母親に相談
マザコン男性は、問題や悩みがあると、全て母親に相談します。今まで何でも母親に決断を任せていたからです。自分の意思で判断して行動することができません。さらに言うなら、「物事を母親に決めてもらうと間違いはない」という発想が男性の中にしみついているので、どんなことでもまずは母親に相談するのでしょう。男性に恋人ができても、デートプランを考えるときに、自分で決めるのではなく、母親に決めてもらうというようなことも現実にありそうですね。
6.母親の自慢が多い
友人や恋人の何気ない会話の中で、よく母親のことを話題にしてきたなら、これもまたマザコンの特徴だと思っていいでしょう。本人にとって母親は絶対的な存在。その母親こそがパーフェクトなので、自然と母親の自慢が多くなってしまうのです。本人にとっては理想の異性と見ているるのかもしれません。会話の中で母親のことが話題になると、そのまま親の自慢話が続いてしまうことも。おいしい料理の話題でも「僕の親は料理が得意なんだ」と、母親の料理自慢になることもあるでしょう。周りの人たちは違和感を感じているのですが、本人は全く気付いていません。