清水寺は縁結を含びに最適?絶対行って欲しい5つのおすすめスポットをスピリチュアル好きな筆者が解説! – ページ 2 – Mistory[ミストリー]
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清水寺は縁結を含びに最適?絶対行って欲しい5つのおすすめスポットをスピリチュアル好きな筆者が解説!

3:強力な縁結びの力が宿る随求堂のえんむすび観音

清水寺の境内に経堂と並ぶようにして建てられている「随求堂(ずいぐどう)」の御本尊である大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)様は、良縁をもたらす強力なご利益を持っていることで有名な仏様です。また「胎内めぐり」という菩薩様の胎内を模した暗い社に入って祈願をすることができる場所でもあり、100円で菩薩様の穏やかな力で魂を浄化することができます。

さらにこの大随求菩薩様は人々の願いを叶える力が大変強いと言われており、その力は大随求菩薩様が登場する随求陀羅尼(すいぐだらに)と言うお経の切れ端を持ち歩くだけでも良縁に恵まれると言われる程。強力なご利益はお守りの元祖とも言われており、古来から多くの人々に信仰されてきました。中でもここ随求堂で購入できる、えんむすび観音のお守りは大変な人気を誇り、恋愛成就や縁結びの他にも、暗算や子育てのご利益も授けてくれると言われています。

4:思い人との縁を取り持つ善光寺堂の首振り地蔵様


清水寺に入って最初に出会うお堂で、如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)様が祀られている「善光寺堂」にも、縁結びのご利益を持つ首振り地蔵様が安置されています。入ってすぐの小さめなお堂なので見落としてしまう方も多いようですが、首振り地蔵様のご利益は素晴らしい効果があるそうです。

そんな首振り地蔵様は、その名の通り首を動かすことができる地蔵様で、想い人のいる方向・方角に首振り地蔵様の首を向けて祈願をすると恋愛が成就すると言われています。この地蔵様の首を動かして祈願するという方法の発祥は不明ですが江戸時代から続いているもので、清水寺七不思議の1つとされていることでも有名です。またこの首振り地蔵様はもともと、借金で首が回らなくなって命を落とした江戸時代の男芸者であったとも言われており、借金から逃れるという金運アップのご利益も期待できます。

5:大国主命が縁結びをしてくれる本堂の出世大黒天様

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清水寺の本堂近くに安置されている、愛嬌あふれる出世大黒天様の像にも良縁を結ぶご利益があるとされています。この出世大黒天様は室町時代に作られたもので、以前は本堂の外に安置されていました。古来より清水寺の参拝者を温かく出迎えていたようで、その姿は江戸時代に作られた清水寺参詣曼荼羅(きよみずでらさんけいまんだら)にも記されています。2008年には修復され、美しい姿に蘇りました。

そんな出世大黒天様は現世利益の神様として有名で、五穀豊穣、開運、出世、商売繁盛などのご利益を持っています。その一方で出世大黒天様は大国主命様と同一視されているため、良縁も司っているのです。本堂で開運のお守りと供に販売されている、出世大黒天様のマスコットは良縁を運び、恋愛成就へ導いてくれると信じられています。

清水寺のデートにぴったりなスポット

ここからは、豊かな緑と美しい建造物に囲まれている清水寺のデートにぴったりなスポットを紹介していきます。季節や行事ごとに幅広い美しさが楽しめるスポットばかりなので、恋愛成就や縁結びの参拝をした際には是非訪れてみてください。

荘厳な景色が楽しめる本堂の清水の舞台

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清水の舞台は、清水寺の代名詞とも言われる程有名な本堂の舞台。荘厳な美観と木で作られた上品な佇まいは、時代を超えて多くの人々から愛されています。そんな清水の舞台は、そこから見える景色も美しいことで知られており、四季折々の彩り豊な山や自然と歴史的建造物を一望することが可能。正にデートで訪れたいスポットと言えるでしょう。

また清水の舞台は欅の巨木を使用し、釘を1本も使用していない特別な製法で作られていることでも有名。伝統的な技術で古典的な美しさを生み出しているのです。さらに清水の舞台は実際に舞楽や雅楽、能や狂言などを行う舞台としても活躍しています。御本尊に奉納する催しは、清水の舞台で行われるのです。

ちなみに「清水の舞台から飛び降りる」という言葉は表現だけでなく、江戸時代(1694年から1864年頃)には実際に235件の未遂を含む投身があったと言われています。清水寺の観音様に祈願して飛び降りれば命が助かり、願いも叶うというという願掛けが流行したため、このような行為があったようです。さらに運悪く亡くなっても観音様の補陀落浄土(ふだらくじょうど)で成仏できるとも考えられていたので、当時は多くの老若男女が清水の舞台から飛び降りました。

重要文化財にも指定されている歴史的な三重塔

平安時代(847年)に建てられた、国の重要文化財にも指定されている三重塔です。江戸時代(1632年)に再建された後、昭和(1987年)に補修されて現在の美しい様式が復元されました。仁王門の右後ろ、西門の後に建てられています。目を見張るような朱色と歴史を感じさせる美しい造りは、必見と言えるでしょう。

また清水寺の三重塔は約31mの高さを誇る、国内最大の三重塔であることでも有名。その重厚な迫力は、周囲の自然や古典様式の建物と融合して厳格な雰囲気を作り出しています。さらに夜間特別参拝時には美しくライトアップもされ、デートで訪れるのもおすすめ。光で彩られた和の美観は落ち着きがありながらもロマンチックな空気を持つので、カップルで訪れる方が多いです。

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