そこで今回は、清水寺の縁結びパワーを持つスポットをスピリチュアル好きな筆者が解説していきます。清水寺の歴史や由来も紹介しているので、是非チェックしてみてください。
- 清水寺とは
- 清水寺の歴史
- どうして縁結びスポットと言われているの?
- 清水寺の5つの縁結びスポット
- 1:恋愛成就のご利益がある地主神社
- 2:恋を叶える水が流れる音羽の滝
- 3:強力な縁結びの力が宿る随求堂のえんむすび観音
- 4:思い人との縁を取り持つ善光寺堂の首振り地蔵様
- 5:大国主命が縁結びをしてくれる本堂の出世大黒天様
- 清水寺のデートにぴったりなスポット
- 荘厳な景色が楽しめる本堂の清水の舞台
- 重要文化財にも指定されている歴史的な三重塔
- 本堂の全貌が見渡せる奥の院
- 他にも注目したいポイント3つ!
- 清水寺は御朱印もすごい
- 四季折々の景色も楽しめる
- 期間限定のライトアップも開催
- 清水寺は良縁も運んでくれる!
- 清水寺の詳細情報
- 恋愛運を上げるなら清水寺の参拝がおすすめ!
この記事の目次
清水寺とは
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清水寺とは南都六宗の1つである法相宗系の本山の寺院。古都京都の重要な文化財として、ユネスコ世界遺産に登録されています。多くの国から参拝に訪れる人が多く、世界的な観光スポットとしても有名です。そんな清水寺の中でも特に有名なのは、国宝に指定されている本堂にある「清水の舞台」でしょう。「清水の舞台から飛び降りる」という言葉が古くから存在しているほど、日本人に浸透した存在と言えます。
さらに清水寺には本堂を含め30点もの国宝と重要文化財があり、日本有数の歴史的価値が高い寺院としても有名。多くのパワースポットが集まっているため、様々なご利益を受けることができます。
南都六宗:奈良時代に誕生した6つの仏教宗派。三論(さんろん)・成実(じょうじつ)・法相(ほっそう)・倶舎(くしゃ)・華厳(けごん)・律(りつ)が存在しています。
清水寺の歴史
清水寺は778年(宝亀9年)に奈良の興福寺の修業僧・賢心(けんしん)によって開創されました。賢心が夢で「清泉を求めて北へ行くように」と翁からお告げを受けて北へ赴いたことが清水寺の始まりです。賢心は北の音羽の滝で修行をする仙人・行叡居士(ぎょうえいこじ)に出会い、行叡居士から霊木を渡され「千手観音像を彫り、観音霊地を守るように」と言われます。賢心は行叡居士の言葉を受け、清水寺のもととなる滝のほとりの観音霊地を守り続けました。
その2年後の780年に坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が妻の三善高子(みよしのたかこ)の安産のために鹿の角を求めて音羽山に入り、延鎮上人(賢心の改名後の名前)に出会います。そして延鎮上人は坂上田村麻呂の鹿狩りの殺生を戒め、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)の教えを説き、坂上田村麻呂は感銘を受けました。それから坂上田村麻呂はは自らの邸宅を仏殿(ぶつでん)に寄進し、妻とともに本尊となる十一面千手観音像(じゅういちめんせんじゅかんのんぞう)と地蔵菩薩(じぞうぼさつ)、そして毘沙門天(びうしゃもんてん)を安置。この時点で清水寺はしっかりとした形に建立されました。
やがて810年には嵯峨天皇の命令で「北観音寺」と呼ばれる後任の寺院になります。また、後の名称となる「清水寺」は、清らかな音羽の滝の水が由来です。そしてこの時代の清水寺の地域は、清水寺を含めた多くの寺院が興福寺の支配下にありました。しかし1000年代に入ると興福寺とその支配からの独立を求める延暦寺が争いを起こし、清水寺も巻き込まれます。これにより1629年まで、清水寺は僧兵の乱入で何度も焼失を繰り返しました。現在の清水寺の大部分は、1633年に徳川家光により再建されたものです。
どうして縁結びスポットと言われているの?
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清水寺には多くの神様が祀られていますが、御本尊は「十一面千手観世音菩薩」です。11の表情と42の手で深い慈悲を示し、人々を苦しみから救う力を持っています。そんな人生の苦難を取り除く観音様に、無病息災や出世、良縁など人生の様々なご利益を願う多くの人々が古来より篤い信仰を寄せているのです。
加えて良縁に関してはさらに特化した神様が祀られていたり、強力な社が点在しているため、清水寺は縁結びのパワースポットとしても知られるようになりました。その他のご利益も得られますが、縁結びのご利益のために行くのもおすすめです。
清水寺の5つの縁結びスポット
ここからは、清水寺の中でも縁結びの強いご利益を持っているとされるパワースポットを紹介していきます。由来や祈願方法も解説しているので、清水寺の良縁パワーにあやかりたい方は是非チェックしてみてください。
1:恋愛成就のご利益がある地主神社
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