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自己肯定感が低い人ってどんな人?6つの特徴と原因、自己肯定感の高め方をヒーリング経験のある筆者がご紹介!

6:生活習慣・環境が悪い

自己肯定感が低い人はあらゆることに関する意欲が下がりがちになり、自分の生活を疎かにしてしまうことが多いとも言われています。生活習慣・環境を健康的に維持する気力がないため、ひどい時にはセルフネグレクトのような状態に陥ることも少なくありません。

自己肯定感の低い人は日々の生活でのストレスが大きいため、自分を大切に扱う気持ちが薄れてしまうのです。生活習慣・環境が悪化した状態で長期間過ごすと、自己肯定感の低さに加えて気の落ち込みや体調不良などを起こしやすくなるので、ますます思い通りの生活を送れない悪循環にはまってしまいます。

自己肯定感を低くする3つの原因

ここからは自己肯定感低くしている原因について解説していきます。多くの場合は過去のトラウマや経験が原因になっていることが多く、対策を立てやすいのが特徴です。しっかりと突き止めた原因と向き合えば、低い自己肯定感の改善も期待できますよ。

1:親の厳しいしつけや態度

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両親が厳しく、日々プレッシャーやストレスを感じるようなしつけや態度を取られた経験がある人は、自己肯定感が低くなる傾向にあります。過度な期待を背負わされることで失敗や挑戦を恐れるようになり、失敗を繰り返し咎められることで自分自身を卑下するようになってしまうのです。

また、褒められる経験が少ない分自信の付け方を上手く学べず、自分の価値を見失うようになってしまいます。加えて兄弟姉妹がいる場合は比較されることも多く、常に他人と自分を比べる癖が付くことも少なくありません。自分の価値に気が付けず、他人からの評価を気にする劣等感ばかりが育ってしまうとても良くないケースです。

2:過去の大きな失敗や挫折

過去に深く自尊心が傷付くような大きな失敗や挫折を経験したことがある人も、自己肯定感が低くなる傾向にあります。過去の自分の間違いや力不足がトラウマになってしまい、極端に自分に対する評価が下がってしまうのです。具体的には職を失ったり、親の期待に沿えなかったり、失恋したりなどの傷心経験が挙げられます。

加えて、過去に他人から認められた経験が少ないというのも大きな原因になることが多いです。反対に幼少期から学力や体力や才能などの何かの分野で表彰された経験があったり、順位の上位になった経験がある人は自己肯定感が高い傾向にあります。

3:大きなコンプレックス

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外見や能力や性格など、自分に大きなコンプレックスを抱えている人も自己肯定感が低くなりがちです。体型や顔が気になったり、声や仕草が気になったりと、自分のどこかに強い劣等感を抱えていると自分に対する評価が下がってしまいます。

加えて過去にコンプレックスを感じている部分に関して心ない言葉を言われたり、周囲から勝手に評価された経験がある方は、一層自己肯定感が低くなっているでしょう。自信を大きく失っているので、人前に出たり何かに挑戦したりすることを極端に嫌がる性格になってしまいます。

自己肯定感が低い事によるデメリット

自己肯定感が低いことは決して悪ではありませんが、数々のデメリットを伴うのは事実です。自分自身に対する悪影響は大いにあるので、改善した方が自分のためには良いということを念頭においておきましょう。実際に落ち込みがちな気分や、解決しない悩みなども、自己肯定感の低さが原因になっている場合が多いのです。

具体的には人付き合いが苦手になったり、将来に希望が持てなくなったり、自分の本当の感情や望みを見失ったりすることがデメリットと言えます。他にも大小合わせると様々なデメリットがありますが、どれも心をじわじわと蝕むようなものなので、現状が辛いと感じている場合はすぐに対策を取ることのがおすすめです。

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