30代の人生はつまらない?飽きた?6つの理由と対処法を心理学に詳しい筆者が解説! – Mistory[ミストリー]
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30代の人生はつまらない?飽きた?6つの理由と対処法を心理学に詳しい筆者が解説!

30代に突入すると、「人生がつまらない」「毎日が単調で飽きた」という感覚を持つ人が多くなるといわれています。実際に仕事や私生活がマンネリ化し、毎日が憂鬱に感じることもあるでしょう。そこで今回は、30代の人生がつまらなく感じてしまう理由と対処法を、心理学に詳しい筆者が紹介します。現在人生に行き詰まりを感じている人や、人生を好転させるライフハックやヒントが欲しいと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

人生飽きた?つまらない?30代から30代後半に起こりやすいクライシスとは

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30代から30代後半にかけて『ミッドライフ・クライシス』という状態に突入しやすいといわれています。ミッドライフ・クライシスとは、名前の通り人生の真っ盛りであるミドル世代が陥りやすい危機です。『第二の思春期』とも呼ばれており、人生に不安を抱きやすくなります。「このままでいいのか」「この先自分に何ができるのか」など、人生について考えすぎて心が不安定になり、無気力異なったり、虚無感を抱えてしまったりすることが多いのです。不安や絶望感で将来に希望が持てず、人生に飽きた・つまらないという答えに辿り着きやすくなります。

該当年齢は30〜50代といわれていますが、人によっては20代後半でもこの危機に陥るようです。

主婦?男性?人生をつまらない・やめたいと感じる30代の層とは

人生に楽しさを感じられず、つまらない・やめたいと考えてしまう30代にはさまざまな人種がいます。専業主婦からサラリーマン、独身男性・女性など、その層は実に多様です。それぞれの30代が、自分の人生につおける問題と向き合っています。問題も職場・学業・人間関係・金銭面などさまざま。問題に人生のリソースを占められてしまうと余裕がなくなり、人生は一気につまらないものへと変化してしまうようです。若い頃には気にしていなかった問題が目につくようになり、人生の余裕はどんどん削られていってしまいます。

突然無気力になる?30代で人生がつまらなくなる6つの理由

ここからは、30代で人生がつまらなくなってしまう理由について詳しく紹介します。もちろん細かく考えると人によりミッドライフクライシスの原因は異なりますが、大まかな原因は似ていることも少なくありません。ぜひ以下のポイントを意識して、人生がつまらない状態を打開してみましょう。

1:仕事が合っていない

現在行っている仕事が自分に合っていない場合、当たり前ですが人生はどんどんつまらなくなってしまいます。心身に合った仕事をしない限り人生の余裕はなくなり、やりたいことを自由にできなくなるのです。好きではない仕事が人生の軸となってしまえば、人生に意味を見出せなくなるでしょう。

 

2:ライフスタイルが合っていない

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自分が現在続けているライフスタイルが、自分の体や心に合っていない場合も、人生がつまらない・辛いと感じるようになる可能性があります。ライフスタイルが合っていないと人生をうまくコントロールできなくなり、どんどん自分を見失ってしまう人が多いのです。起床時間・就寝時間・労働時間・食事のタイミング・休みの回数など、ライフスタイルを構成するポイントを今一度見直してみましょう。いきなり全てを改善することは難しいかもしれませんが、意識して取り組めば、少しづつライフスタイルを自分に合わせていけるはずです。

3:30代の既婚・独身のプレシャーやみじめさ

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結婚している・独身であるというステータスと閑居の違いが、人生をつまらない・辛いものにしているケースも少なくありません。ライフステージを周囲と比べて劣等感や焦燥感を持ったり、結婚や独身ライフを楽しめていなかったりする人が、ミッドライフクライシスを引き起こしやすいようです。結婚している状態でパートナーや家庭環境に不満を持っている、息苦しさや自由がないと感じているのが既婚の状態の危機。一方で独身であることに寂しさや疲れを感じ、周囲の既婚者を羨んだりプレッシャーを感じたりするのが独身状態の危機だと考えられています。

両者の人生は一見異なるものですが、自分が他人と築ける関係の状態が悪いことが根本的に共通しているのです。

4:体力の低下や心の衰え

体力の低下を感じたり、心が弱ってきているように感じたりすると、人生に見切ってしまう人が多いようです。これは、心身のパワーが減ってくると「人生のピークはもう過ぎ去った」と感じ、これ以上人生にが横転することはないと思い込んでしまうことが大きな要因だとされています。

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