心や体

30代の人生はつまらない?飽きた?6つの理由と対処法を心理学に詳しい筆者が解説!

5:目標や挑戦すべきことを見失っている

就職したり、結婚したりして、ライフステージがある程度進んでしまうと、一種の「燃え尽き症候群」のように目標や挑戦すべきことを見失ってしまう人が多いようです。自分がこれ以上達成すべきことはないと感じ、人生がつまらなくなってしまいます。この状態になると、自分で意識を変えない限り立ち直ることが難しくなってしまうので要注意です。

6:人生がつまらないと感じた20代を引きずっている

実はミッドライフクライシスは20代後半でも陥りやすく、一度陥ったらその後の人生でもずっと引きずってしまう人が多いとされています。25〜29歳あたりで人生が思い通りに成功しないことや、コントロールできないことに不安を感じ、その不安が人生のつまらなさや虚無感に繋がってしまうのです。この場合は、自分で環境やライフスタイルに大きな変化を起こすと良いでしょう。

人生がつまらない40代に突入しないための状況別対処法

ここからは、人生がつまらないと感じたまま40代に突入しないための対処法を紹介します。現在30代でミッドラフクライシスに悩んでいる人は、ぜひ以下のポイントを意識してみてくださいね。

生きるのが面倒くさい30代〜40代:ライフスタイルを見直す

30代〜40代で生きるのが面倒・億劫と感じるのは、疲労がたまっていたり、スケジュールに余裕がな合ったりするケースがほとんど。まずはライフスタイルを見直して、自分らしく人生をコントロールできる余裕を作ってみましょう。多忙すぎる場合は思い切って転職をする、生活習慣をガラッと変えてみる、などの方法がおすすめです。

何をしていても疲労感に苛まれる:体作りに力を入れる

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慢性的に心や体が疲れていると、人生はどんどんつまらない辛いものになってしまいます。そのため、十分に休息できる時間がとれるライフスタイルを採用したり、筋トレや食生活改善などで健康な体作りを意識したりすると良いでしょう。すぐに体作りを完璧に行うことは難しいので、まずは睡眠時間・食事内容・運動量などをできる範囲で改善してみてください。一見小さな変化のように思えますが、持続することで体は少しづつ変化し、確実にライフスタイルは改善されていきます。

生きるのに飽きた・意味がないと感じる:趣味や出会いを開拓する

人生に飽きたり、生きていても意味がないと感じたりする場合は、生きがいや楽しみが不足している可能性が高いでしょう。当たり前ですが、楽しいと感じることが少なくなれば、「生きていたい」という気持ちが減ってしまう人もいます。無駄だと決めつけずに趣味や出会いを開拓し、人生に新たな一面を付け加えることが、この原因を解決へ導くことを意識しましょう。

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