嫌なことばかり思い出す原因5つと心理状況
なぜ嫌なことを思い出してしまうのでしょうか。筆者が考える原因5つを解説します。
原因1.人間の脳の仕組み
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生きていくために、人は嫌なことを思い出すように出来ているらしいです。人間の脳には、ネガティブな出来事に関する記憶を長く残そうとする働きがあり、自分を脅かす事象についての記憶を残すことで、似たような事態を回避するために脳が発達したと考えられているそう。
日常生活で、嫌なことを思い出すのは意味があったんですね。
原因2.嫌なことが自分の中で解決していない
嫌なことを思い出した時、最終的に「あの時なんて言えばよかったんだろう。」「どうしてああなってしまったのか、自分が悪いのか相手が悪いのか分からない。」というエンドレスな思考になったりしませんか。その後も気持ちがモヤモヤした状態が続いてしまいます。
筆者が思うに、自分の中で解決できていない事柄のため、頭の中で何回も考えてしまうのではないかと思うんですよね。
原因3.家に1人でいる
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嫌なことを思い出してしまう時ってどんな状況が多いですか?筆者はリラックスできる家の中で、しかも1人でいる時にふとしたきっかけで思い出すことがほとんどです。料理している時、ふと週末の予定を考えている時、布団に入って落ち着いたとき、入浴している時…。自分の事だけ考えることになり、嫌なことを思い出すというループから抜けられなくなってしまっていた気がします。
原因4.思い出す時間がある
筆者は今、仕事と家事を両立するために在宅ワークをしています。節約のためにぶらっと買い物へ行くことも避けているので、家にいる時間が増えている状況で嫌なことがフラッシュバックしてしまうことがありました。産休・育休の時も、家にいると無意識に嫌なことを思い出すことが多かったですね。
産休・育休後に仕事へ復帰して会社で働いていた時は、目の前のことで精一杯であまり思い出さなかったような…。このように、筆者の場合、家にいて自分の時間が取りやすい環境だと、嫌なことを思い増してしまう原因になってしまうようです。
原因5.思い出すことでまた嫌な記憶が強くなる
「思い出は美化される」とよく言われませんか?記憶と言うのは、思い出すことで上塗りされていくそうです。嫌なことを思い出した時に、思い出したことが新たな記憶となり残るとのこと。自分一人で考えているとどんどん嫌な記憶を更新してしまうようです。
やはり、嫌なことはできるだけ思い出さない方がよさそうですね。
嫌なことばかり思い出してしまう時の対策7つ
筆者は嫌なことを思い出すループにはまり、環境の変化も重なって鬱になりかけた状態だったこともあります。そんな時に効果のあったことを対処法として紹介しますね。