自己肯定感が低いとどうなる?高め方5つと自意識過剰との違いもメンタルケア心理士の筆者が解説 – Mistory[ミストリー]
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自己肯定感が低いとどうなる?高め方5つと自意識過剰との違いもメンタルケア心理士の筆者が解説

・自分に自信がもてなくて、1歩が踏み出せない
・いつも自分を責めてしまう
・もっと前向きな気持ちをもちたい
・堂々と意見の言える自分になりたい
あなたは「自信をもつことができたら」なんて思ったことはないでしょうか。自分自身を信じることができたら、色々なことにチャレンジできて道をひらくことができますよね。この記事では、メンタルケア心理士の筆者が自己肯定感の正しい解釈と高め方の方法を紹介していきます。

自己肯定感とは?

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そもそも、自己肯定感とはなんでしょうか。シンプルにいうと「自分の欠点も含めて自分自身を受け入れる力」のこと。シンプルにいうと、ありのままの自分を受け入れる力のことをいいます。自分を受け入れるための最低限に必要なものが自己肯定感。では、自己肯定感が低いとどうなるのか。また、自己肯定感が高い人と自意識過剰な人の違いや特徴も説明していきます。

自己肯定感が低いとどうなるの?

自己肯定感=自分の欠点も含めて自分自身を受け入れる力。自分を受け入れる力が低いと色々なことに挑戦できなくなって、自分の未来への可能性をとざしてしまいます。なぜかというと、自己肯定感の低い人はチャレンジして失敗すると自分自身を責めてしまうから。「なんて自分はダメなんだ。」と自分を否定することによって自信が失われて、再挑戦できなくなってしまいます。

何事にも挑戦に失敗はつきもの。成功した人は何度も挑戦しつづけられた人です。人生を切り開いていけるのは、自分しかできないこと。自己肯定感の高め方をご紹介していきますので、できそうな方法から試してみてください。

自己肯定感の高い人と自意識過剰な人のちがいは?

自己肯定感の高い人とはどんな人をイメージしますか?「自信家でポジティブな人」とよく勘違いされがちですが、答えは「失敗から学べる人」。ありのままの自分を受け入れることができるので、失敗しても改善し前に進むことができるのです。では、自意識過剰な人はどんな人か。「いつも自分を中心に置いて考える傾向の強い人」のことを指します。

自意識過剰な自分中心な考え方をもっていると、状況や人のせいにしがちになってしまい反省や改善ができません。学ぶことができない人生を歩む結果になってしまいます。それでは困ってしまいますよね。自己肯定感を高めて、さまざまなことにチャレンジして人生を切りひらいていく力を手にいれましょう。

自己肯定感を高める具体的な5つの考え方・行動を紹介 

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自己肯定感を高める具体的な5つの考え方と行動を紹介します。あなたができそうな方法から試してみてください。

方法1:失敗を許せる自分になろう

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何かに挑戦するには失敗はつきもの。自己肯定感が低いと、失敗が怖くて挑戦するのが怖くなってしまいます。未来は誰でも分かりません。分からないものに対して不安感が強くなってしまうと「挑戦しなくなる→成長できない・ほしいものが手に入らない→自分を責めてしまう・失敗から学べなくなる」となってしまいます。

ではどうすれば良いのか。それは、失敗することだってあるという許容する力をつけることが大切になってきます。失敗を許せる自分になる、失敗の中にヒントがあると考えられるようになりましょう。手順を紹介していくので、参考にしてください。

1-1:自分が何を恐れているのかを明確化する

まずは自分が何を悩み、恐れているのかを言語化して明確にすることが必要になります。人に話すか紙に書いて思考を整理してみましょう。自分の弱みに心を向けられる人は強い人です。自分の弱点が分からなければ、先にすすむことができません。自分自身に向き合うことに最初は抵抗を感じるかもしれませんが、ここを乗り切ればあとは楽ですよ。

例えば「私はプログラミングの仕事がしたい。でも、スキルも経験もないから面接に行く勇気がない」など一歩踏み出せない気持ちをちゃんと言語化してあげることが大切になります。スキル、経験がない理由で面接に行けないのであれば、勉強して自信をつけてみようと行動に落とし込むことができるようになるはず。言語化することで、自分が次にどうしたら良いのかを知ることができるのです。

1-2:自分はまだ成長中なんだと考える

自分の悩みや恐れを明確化できたら行動にうつしましょう。ここで大切な考え方は「自分はまだ成長の途中なんだ」と思うこと。初めからできる人は、多くいません。初めはみんなが初心者です。NGな考え方はチャレンジして失敗したことに対し「もうだめだ」「終わった」と思うこと。「まだ、やれることがあるはずだ」と考え行動していきましょう。

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