2種類ある愚痴。見極めるには?
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以前は人様の長い愚痴の聞き役になることが多かった筆者。中には毎日電話をかけてきて仕事や人間関係の愚痴を言う人も。愚痴の中には「文句」「悪口」「他人の否定」といったネガティブな感情がこもっていることもあります。
そのように様々な愚痴を眺めてきて愚痴には2種類あることに気づきました。現在は関わっても良い愚痴と、関わらない方が良い愚痴を見極めるようにして対応を変えています。それはどのようなものでしょう?
感謝のある愚痴→関わってもよいのでは?
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相手の時間を大切にする人は愚痴をきいてもらえることを当たり前には思いません。自分の時間も大切に考えますので愚痴を言うことで気持ちを切り替えます。そういう人からは愚痴を話したあとに「愚痴をきいてくれてありがとう」「愚痴をきいてもらったからすっきりした。また明日から頑張るよ」という感謝の言葉が自然に出てくることも。
筆者はそういう方は応援したくなりますし、そういった愚痴はお互いさまだと思っています。
感謝のない愚痴→関わらないほうがよいのでは?
相手の時間を大切にしない人は愚痴を聞いてもらうことはあたり前だと思っています。中には愚痴を言うこと自体がコミュニケーション方法になっていたり、相手を悪者にして同意を求めるのが目的の愚痴を言う方も。そういう方はいつ会っても愚痴ばかりですし聴き手に感謝の気持ちももちません。
筆者はこのタイプの人はストレスになるので関わらないようにしています。きっとこれからも変わらず、同じ内容の愚痴を言い続けることでしょう。
あの人は何故愚痴ばかりいうのか?
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今回は、先にお伝えした「感謝のない愚痴」をいう人について解説していきたいと思います。あの人は何故、工場の煙のように次から次へと愚痴ばかり吐くのでしょう?もしあなたが愚痴の煙に晒されて疲れてしまっているのなら。愚痴ばかり吐く人の状況や気持ちを理解しようとすることで、ストレスを減らしてみましょう。
相手を思いやる心の余裕がない
愚痴というのは本人はストレス発散のつもりかもしれませんが、聴き手にとっては心地の良くない会話です。興味を持つのはアドバイスが好きな人とか「人の心の状態」に関心があるカウンセラー気質の人ではないでしょうか。ですから愚痴という話題を選ぶのは、目の前にいる相手にとって心地よい、楽しい、そして気持ちが明るくなるような話題を選ぶ心の余裕がありません。
愚痴がメイン人たちとつきあっている
そもそもその人自身が自分の考えをもっていなかったり好奇心旺盛で情報を集めたり行動していない場合、会話の引き出しがありません。そういう方は同じタイプの人としか会話がかみ合わないので、周囲にいる人も同じように会話が愚痴がメインの人が多いのではないでしょうか。
中身がない人同士で集まれば、その会話も愚痴ばかりになるのは自然なことです。
自分を客観視することが出来ない
愚痴を言っている人の話を聞いて「あなたにも問題あると思いますよ」と感じたことがありませんか?愚痴ばかり言う人は自分のことが客観視できないため、自分のことを棚にあげて何かを人のせいにすることも多いものです。そのため自分で行動して状況を変えようともしません。