順調に仕事をこなしていても、どこか社内で浮いているような気がする、雑談をする相手がいないなど、馴染めていないと寂しさを感じます。なぜ浮いてしまうのでしょうか。社内で孤立しないために、職場に馴染めない人の特徴や対処法を、10社以上渡り歩いた筆者が解説します。
- 職場に馴染めないけど気にしなくていい?
- 職場に馴染めない人の7つの特徴
- その1. 協調性がない
- その2. コミュニケーション能力が低い
- その3. 仕事ができない、遅い
- その4. 不機嫌そうに見える
- その5. 空気が読めない
- その6. 飲み会などに参加しない
- その7. 仕事を自己完結してしまう
- 職場に馴染めない原因は?
- その1. ジェネレーションギャップ
- その2. 前職との違いに馴染めない
- その3. 学生ノリが抜けていない
- その4. 社風に合わない
- 職場で孤立しないための対処法
- その1. 笑顔で挨拶を欠かさない
- その2. 自分から話しかける
- その3. 謙虚さを持つ
- その4. 現実と向き合う
- その5. つまずいたときは相談する
- どうしても職場に馴染めないなら辞めてもいい
この記事の目次
職場に馴染めないけど気にしなくていい?
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仕事さえできていれば、馴染めなくても気にしないという人もいます。しかし、職場に馴染んでいないと業務に支障が出ることもあるのです。
職場では人間関係も重要で、評価や昇進に関わってくることもあります。別に平気だから、気にしないからといって馴染む努力をしない人は、職場で孤立してしまうでしょう。なぜ馴染めないかを分析し、馴染めるように前向きに行動してください。
あなただけのせいではない場合もありますが、人間関係は互いの歩み寄りが合ってこそ成り立ちます。
職場に馴染めない人の7つの特徴
新しく入社してきた人に対しては、迎え入れるほうも早く馴染んでもらいたいと思っています。せっかく新たな仲間となる人が、関係を築くことを拒むような態度を取られては困ってしまうでしょう。馴染めない自分にどのような特徴があるか見ていってください。
その1. 協調性がない
自分勝手にふるまい、周りに合わせられない人は職場で浮いています。仕事はある種チームプレイですので、自分ひとりで進めることはできません。
人の意見を聞き入れなかったり、マイペースで気分屋であったりと、協調性のなさは周囲に迷惑をかける可能性があります。助けて欲しいときに助けてもらえないなど、厄介な事態を招きかねません。
その2. コミュニケーション能力が低い
人との距離感がおかしかったり、みんなが盛り上がっている場で白けた顔をしていたり。コミュニケーション能力の低い人は職場に馴染みにくいでしょう。
挨拶もろくにしないなど、何を考えているかわからない人は、周りの人も扱いに困ってしまいます。社会人ですから、最低限のコミュニケーションは取れるようにしておいてください。
その3. 仕事ができない、遅い
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新たに入社した職場では、仕事を覚えることが最も重要なことです。少なくとも最初の数週間は教育期間として、仕事をおしえてもらう立場にあるでしょう。
その中で仕事の覚えが悪く、何度も同じことを聞いたり同じミスを繰り返したりすると、他の社員は不安になってしまいます。本当に大丈夫だろうかと心配されるばかりで、馴染めないと感じるでしょう。
その4. 不機嫌そうに見える
いつもむすっとした顔で、話しかけにくい人っていますよね。周りの人は気を遣って遠巻きに見るばかりで、距離を縮めることができません。ときには機嫌が悪かったり体調が悪かったりも仕方ありませんが、いつもでは困ります。
君子危うきに近寄らず。不機嫌オーラを放つ人にわざわざ近づこうとは思いませんので、馴染まないのも当然でしょう。
その5. 空気が読めない
図書館で大きな声を出す人がいたら白い目で見られるように、空気を壊す言動は嫌がられるでしょう。転職などで中途入社した場合、あなたが入社する前からの関係性というものができあがっているのです。
上司に向かってずけずけと物申したり、人の弱点をみんなの前で指摘したりと、和を乱す行為は嫌われます。雰囲気がわからないときは周りに合わせておくのがベストです。