対処法5:嫌われても良いので距離を置く
相手に嫌われたくないとおもって我慢していませんか?ですがストレスになるような関係を続けていても、我慢に限界がきて爆発するのは目に見えています。取返しのつかないような衝動的な行動をとってしまうかもしれません。そうならないようにこちらからそっと距離をおいてみましょう。
対処法6:時には素直な感想をいってみる
ただ共感する。ただ受け入れる。そんな優秀なカウンセラーになる必要はありません。言いたいことも言わずに我慢してつきあっていても何もいいことがないのではないでしょうか。言う相手を選びますが、時には愚痴に対して素直な感想をいってみましょう。
「気持ちはわかるけれど、それはあなたもひどいと思うよ」とか「ごめん、聞いていると疲れる」といったように。相手がそれをどう受け止めるかは相手の問題です。
対処法7:相手の愚痴を観察して学ぶ
愚痴をいう場合その多くは、適切ではない環境にいるか、自身のものごとの考え方や受け止め方が歪んでいるかのどちらかです。人様の愚痴を観察して自分の在り方について考えてみましょう。
例えば女性でよくあるのが、友人に対する愚痴です。話を聞いているとその人は友人から見下されたり大切にされていないと感じるのですが、そのような友人とも「こんなこと言われた。あんなことされた。嫌になっちゃう」などと愚痴を言いながらつきあってしまう。それはその人が自分を大切にしていないから。
もしあなたが愚痴を言う人ばかりとつきあってストレスになるのなら、あなた自身も自分を大切にしていないのかもしれませんよ。
理解して愚痴と仲良くなろう
受け止める、返事をしない、感想を伝える、距離を置く、学ぶ。
愚痴にはいろいろな理由と対処法があります。相手の愚痴でストレスになる場合は、心の健康を守るために「自分で設定した対処法」を実行しましょう。
愚痴が自分の口から出てくるときには「いま何かが違うのだな。自分は変わることが必要な時なのかもしれない」と認識して、プラスになるように活用することもできます。
理解して仲良くなってみると、愚痴もそんなに悪いものではありませんよ。