仕事がうまくいかず、怒られてばかりの毎日を送っている人には原因があります。怒られることがつらいなら、怒られないようにしたいなら、きちんと自分を見つめ直して対処しましょう。筆者も勤務先で、いつも怒られている人を見てきました。その人には、怒られてもしかたないなと思える特徴があったのです。
今回は、仕事で怒られてばかりの人の特徴と原因、それに今すぐ実践できる4つの対処法を、10社以上渡り歩いた筆者が解説します。
- 仕事で怒られてばかりの人の5つの特徴
- その1. 何度も同じミスをする
- その2. 怒られても反応が薄い
- その3. 言い訳や口ごたえが多い
- その4. 仕事が遅い、頼まれごとをできていない
- その5. ミスを隠す、報連相ができていない
- 仕事で怒られてばかりの原因は?
- その1. 理解していないのに「わかりました」と言う
- その2. 締切に間に合わない
- その3. 仕事への意欲がない
- その4. ビジネスマナーができていない
- 怒る側の心理とは
- その1. 期待している
- その2. 教育の責務がある
- その3. 怒りたいわけではない
- 仕事で怒られないようにする4つの対処法
- その1. メモを取る
- その2. 確認しながら進める
- その3. おどおどしない
- その4. 時間を守る
- 努力の方向性を間違わないよう自分を見直そう
この記事の目次
仕事で怒られてばかりの人の5つの特徴
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職場で怒られている人を見るのはあまり気分のいいものではありません。怒られるのはいつも同じ人で、また怒らせるようなことをしたんだろうと、周りもうんざりしてしまいます。怒られてばかりの人にはどんな特徴があるのかを見ていきましょう。
その1. 何度も同じミスをする
「仏の顔も三度まで」という言葉がありますが、同じミスを繰り返す人は怒られて当然でしょう。計算などのケアレスミスや、メールの宛先ミス、ファイルの添付ミスなど、重なれば大きなミスにつながります。
注意されても改善しないのは、その人に何か問題があるのではと疑ってしまうことも。ミスは誰しもあるものですが、頻繁にあれば「ついうっかり」では済まなくなります。
その2. 怒られても反応が薄い
怒られているのに平然として、あるいはヘラヘラとした態度で聞いている人がいます。言われている内容を理解していないのか、自分のせいではないと思っているのか。
どんなに叱っても糠(ぬか)に釘では、やりきれない気持ちになります。怒られるときにはそれなりの態度があるものです。反省の色が見えなければ更に相手を怒らせることになるでしょう。
その3. 言い訳や口ごたえが多い
「○○さんからの返事がなかったので」「時間がなかったので」などの言い訳や口ごたえが多い人がいます。同じ条件でうまくやっている人もいれば、できずに怒られている人もいるのです。
理不尽に責められることもときにはありますので、反論したくなる気持ちもわかります。しかし結果が出ていなければ、怒られてもしかたないのです。
その4. 仕事が遅い、頼まれごとをできていない
朝からずっと一つの仕事にかかりきりになっている人がいます。仕事はそれ一つではないので、集中すると他の仕事がおろそかになってしまうのです。どの仕事にどのくらいの時間を割くのかは個人差がありますが、自分で優先順位をつけて動かなければ終わりません。
結果、頼まれた仕事が終わらずに怒られてしまうのです。
その5. ミスを隠す、報連相ができていない
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ミスをしたときはリカバリーが重要です。ミスはしかたないものとして、即座に対応すれば大きな問題にならずに済みます。個人で対処できなければ上司に相談すべきですが、それを怠ると穴はどんどん広がっていくでしょう。
日頃から報連相(報告・連絡・相談)ができていないために、ミスの発覚も遅れてまた怒られることになるのです。
仕事で怒られてばかりの原因は?
なぜいつもいつも怒られてしまうのでしょう。頑張っているのに毎回怒られるのは、頑張り方が間違っている可能性があります。自分の努力が実らないと感じたときは、自分を振り返ってみましょう。