自己否定になってしまう心の特徴とは?
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自分を否定してしまうのは、自分に自信がもてないことから自分を否定するという心理状態にだんだんシフトしていきます。自分はダメだというレッテルを与え、不安をさらに煽っていくという悪循環になるのです。自分に自信を持てないと、先に進むことができず幸せも遠のいてしまうので意識を変える努力が必要になるでしょう。
特徴1 他人と比較して劣等感を持つ
自分を否定していく心の特徴として、他人と比較して自分はできないと劣等感を持つようになっていきます。劣等感を一度持つとどんどん他人と比較していき、さらに劣等感を強くしてしまうという危険があるので注意が必要です。自分という人間はたった一人しかいないということに早く気がつくことが大切になってきます。他人といくら比較しても、元々違うので比較の対象にはならないのです。
特徴2 他人のジャッジが気になる
他人がどのようなことを発言し、行動していくのか気になりすぎて自分の考えがたとえあったとしても、自分の考えはどうせ違うとジャッジしてしまうのです。そのような勝手な思い込みから他人の意見や考えに同調して自分の思いを閉じ込めていく傾向があります。他人と考え方や感情は違うということを強く認識していきましょう。他人は他人、自分は自分という意識に変わるように少しずつシフトしていくことが重要です。
特徴3 すべてのことを否定的にとらえる
すべてのことを否定でとらえると一つのことだけに目がいくという傾向がうまれていきます。ものごとには多くの側面がありますね。見方次第でよくも悪くも自由自在に変わることさえあるのです。すべてを否定することは心にとても強いストレスがかかります。
心を楽にしてあげるために1日1つは自分を認めてあげましょう。ものごとを否定する癖がある場合は、常にその逆を行く気持ちで過ごしていくと自分を否定する気持ちが次第に消えていうでしょう。
自己否定してしまう原因とは?
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最初から自分自身を否定できる人など存在しません。環境や人間関係において自己否定をしていた方がいいという思い込みや暗示をかけて自分をがんじがらめにしていくのです。自己否定になってしまう原因がわかればそれを取り除くことができます。原因をいくつか紹介していきますので、当てはまるものがあったらしっかり受け止めて自己否定の習慣から卒業しましょう。
原因1 育ってきた家庭環境
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生まれ育った環境によって、自分を否定していたことに気がつかないところでまわりからの防御になっている場合もあります。10代の頃は、精神的なバランスもくずしやすい思春期の時期なので自己否定という方法を選択してしまうのも無理はありません。しかし、大人になっても自分を否定し続けていると自分の本当の心がわからなくなってしまいます。
そうなっていくと、意見を求められても答えることができないという状況になっていくのです。自分は今どんな感情になっていたのかということをメモにして残していくという方法も良いでしょう。整理していくと自分自身の本当の感情が見えてくるので参考にして見てください。
原因2 義務教育などの教育現場
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学校の先生の中には、子供たちを比較して優れている、劣っていると差別をしながら評価に結び付けていく先生がいるのも事実です。その子供の本質をみようとしないのでうわべだけで子供のすべてをジャンジしてしまうのですね。劣っている、できないという評価をされた子供はやはり自分を否定することで心のバランスをとるようになるのです。
もう自分を否定し続ける生活にピリオドをつけましょう。あなたは、尊い存在であなただけができることもあるのです。自己否定をする日々にさよならをしましょう。あなたの良さは、本来あなたが一番知っているのです。それを一つずつひも解いていくことをおすすめします。