本記事は「人生がうまくいかない」「自分を変えてみたい」という方におすすめ。健全な人の11特徴をご紹介してみますので、参考になることがあれば幸いです。
人生が上手くいかないと感じる原因は?
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電話の人生相談やプライベートのおつきあいでいろいろな方を見てきましたが、「人生が上手くいかない」人には共通点があります。それは「認知(ものごとの受け止め方・考え方)」が不健康であるということ。またはそのような人と深く関わっていることです。
それが自分らしい生き方を妨げ、人間関係のトラブルや生き方の無理となって現れ、仕事、家庭、学校で不具合をおこし、いろいろな問題が積み重なった結果人生が行き詰まる。自分との関係が良好でないために自分を適切に表現できる場を得ることができていないのです。人生がうまくいかないと感じた時には、認知の歪みを疑ってみましょう。修正点が見つかれば、自身の内面を変えていくことが大切です。
人生が上手くいっている人の11の特徴
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20代で人生がうまくいっていないことに気づき、30代でその原因が認知の歪みだということに気づき、認知の歪みを修正した結果40代で自分の人生を生きているという実感をもてた筆者。
ここからは、大学で心理学を学んだときに出会った書籍「人間性の心理学 モチベーションとパーソナリティー A.H.マズロー薯/産能大出版部」の自己実現者の特徴をベースに、周囲の「認知が健康と思われる人」も参考にしながら「人生が上手くいっている人の11の特徴」について解説していきたいと思います。
特徴1:創造性を発揮している
創造性、独創性、発明の才を示します。マニュアル人間ではありません。例えばダンスを習ったときにソロで自由に踊ってもいい状態だとします。創造性がある人は言われた通りのことを一旦覚えて、そのあと自分の解釈で自分の踊りにしていくことも。解釈によっては新たな振り付けを思いつきます。彼らにとっては言われた通りにするということがもっとも難しいことなのです。
特徴2:文化や宗教を超越している
文化や宗教に組み込まれません。流行をおったりもしないし、お墓に霊がいるとも思っていません。自分が好きなものを着ても人に不快を与えないファッションを心がけるし、価値観を譲歩して慣習に従うこともできます。例えば必要性を感じなくても親族のお墓参りや供養の習慣につきあうことも。自分が信じていないことでも、相手が信じていれば尊重の態度をとることが出来るのです。
特徴3:偽りによる言葉に気づく
ごまかしが通用しません。人の言動からごまかしや作り事にすぐに気づきます。少し話すだけで「心の言葉」と「語っている言葉」の不一致を見つけて鋭い指摘をしてくることも。相手に好かれようと安易に共感の態度を見せることもありません。自分を偽っている人との会話がかみ合わないので、その関係は表面上のものにとどまることが多いようです。
特徴4:自他をそのまま受け入れる
何事もそうであって欲しいという見方はしません。自他への否定の感情から生じる人間関係のトラブルのほとんどは自他が「そうであってほしい」を満たしていないから。ですが自他をそのまま受け入れる人は「そうであってほしい」という意識はもたず「そうなんだな」で終わるのです。ですので他人の言動があまり気になりません。「あの人の言動ってどうなんだろう?」と考えることもないのでしょう。
特徴5:心地よく暮らすことを大切にする
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自分をおもてなしする方法を知っています。「後悔」「恥じらい」「言い訳」この3つの状態を示さずに心地よい暮らしを大切に。なぜなら、それらのものは「他者の視線」や「限定された価値観」がつくるものだと知っているから。関わったとしてもそれは心が楽しむことではないので必要なことに目を向けて人生を過ごしているのです。彼らと会話すると「心地よくいきるヒント」が得られます。