人生の悩み人間関係

仕事で怒られてばかりの人の特徴は?原因と4つの対処法を10社以上渡り歩いた筆者が解説

その2. 教育の責務がある

あなたが新人や中途入社なら、先輩や上司から教育を受けるでしょう。早く一人前になってもらうために、教育の責務があるのです。すんなり仕事を覚えてくれれば怒らずに済むのですが、うまくいかなければ指摘や注意をするしかありません。

何度も同じことで怒られないように、仕事を覚えるようにしましょう。

その3. 怒りたいわけではない

怒りたくて怒っている人はあまりいません。怒ることはエネルギーを使いますし、その時間にもっと他の仕事をできるかもしれないのです。それでもあなたに時間を割いて怒っているのは、やはりあなたに何かしらの原因があるのでしょう。

なぜ自分が怒られているのかを理解し、縮こまらず、ふてくされず、改善の努力をしてください。

仕事で怒られないようにする4つの対処法

怒られないようにする対処法を4つご紹介します。

怒られることを回避するには、先回りすることです。どういうことでいつも注意されているかを分析し、対処することが重要になります。基本的なことができていれば、それほど怒られることはないはずです。とにかく基本をおさえておきましょう。

その1. メモを取る

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走り書きで構いませんので、ポイントやキーワードのメモを取りましょう。頼まれごとができていない、または抜け・漏れがあるのなら、メモを活用してください。言われたことはとにかく書きとめることです。

話を聞きながら全てを書き込むことはできません。後で自分のメモを見返して、疑問に思ったことや曖昧な点は確認しておきましょう。話す方も、メモを取っている様子を見れば熱心に聞いていることがわかるので、怒られる回数も減っていきます。

その2. 確認しながら進める

自分の思い込みで仕事を進めないことです。ある地点では少しのズレだったのに、最終地点に行くと大きくズレてしまうことがあります。たとえ間違っていない自信があったとしても、途中経過は報告すべきです。

途中で気づくことができれば、軌道修正も楽にできます。全てを終えたあとでの修正では、一からやり直しとなって倍の時間がかかるのです。

その3. おどおどしない

上司や先輩と話すとき、萎縮しすぎてはいけません。緊張は度を超えるとパフォーマンスが落ち、本来の力が発揮できなくなります。おどおどした態度で報告に来られては、また何か失敗したのかと、話を聞く方の姿勢も厳しくなるのです。

背筋を伸ばし、堂々とした態度で話すようにしてください。いばる必要はありませんよ。自分に自信を持って発言をするのです。

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