本記事ではストレス過食が起こる原因と対策を実際に1年で15kg太った筆者がご紹介します。対策は筆者が実際に行っていき、確実に効果が得られたもののみをご紹介していますので、ぜひ確認してみてください。
- ストレス過食とは?
- ストレス過食はどのぐらいの人がなっているの?
- ストレス過食になる原因とは
- 原因1. ノルアドレナリンが増加するから
- 原因2. セロトニンが減少するから
- 原因3. 定常的にストレスがかかる環境である
- 原因4. ストレス発散の方法がない
- ストレス過食にならないための対策法
- 対策法1. ストレスをためすぎない
- 対策法2. 食事に関する日記やメモをつける
- 対策法3. 毎日体重を測る
- ストレス過食になった場合の対策法
- なった場合の対策法1. ストレスがかかる環境から抜け出す
- なった場合の対策法2. 専門機関で診療・治療をする(心理療法)
- なった場合の対策法2. 専門機関で診療・治療をする(薬物療法)
- ストレス過食は早急に直しておかないと危険
この記事の目次
ストレス過食とは?
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まずはストレス過食の意味から確認してみましょう。ストレス過食とは名前の通りストレスによって食べ過ぎてしまうことを指す言葉です。つまり、やけ食いのことですね。また、ストレス過食は神経性過食症とも呼ばれます。
過食という定義は難しいですが、普段より食事の量が増えている、食べたい原因がストレス解消のため、やめたいと思っていてもやめられない、の3点が揃っているとストレス過食だと認識しましょう。
ストレス過食はどのぐらいの人がなっているの?
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ストレス過食はどのぐらいの人がなっているのでしょうか。国立研究センターによると、女性の1~2%がストレス過食になっているというデータが分かっています。100人に1人の割合であるので極端に珍しい症状ではないことに注意しておきましょう。
また、男性に関してはしっかりとしたデータがないことから女性に多い症状だということも分かっています。
ストレス過食になる原因とは
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ここからストレス過食になってしまう原因についてご紹介します。すでになっている方は原因をしっかりと確認し、対策を行っていきましょう。また、まだなっていない方も原因を把握することで予防ができます。
原因1. ノルアドレナリンが増加するから
原因の1つ目は、ノルアドレナリンが増加するからです。ノルアドレナリンとは神経物質の1つであり、心や体にストレスがかかると放出される物質になります。
そして、この神経物質は増加すると自律神経の活動が活発になり、食欲がでてくるのです。ノルアドレナリンの性質からも分かるように、この物質がストレスと食をつなげています。
原因2. セロトニンが減少するから
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原因の2つ目は、セロトニンが減少するからです。セロトニンもノルアドレナリンと同様に神経物質の1つであり、人の感情などのコントロールに関係してきます。
このセロトニンが少ないとコントロールが効きにくくなり、お腹がいっぱいでも食べることを続けてしまうのです。セロトニンは過食の「過」の部分に強く影響しています。
原因3. 定常的にストレスがかかる環境である
原因の3つ目は、定常的にストレスがかかる環境であることです。ストレスがかかるとノルアドレナリンが分泌されるのでしたが、ストレスは普通に過ごしていればみんな多少なりともかかってきますよね。
しかし、定常的にストレスがかかり続けることでノルアドレナリン分泌が過ぎ、ストレス過食へとつながるのです。定常的かどうかという点が非常に重要になります。
原因4. ストレス発散の方法がない
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原因の4つ目は、ストレス発散の方法がないことです。ストレスを発散する方法にはスポーツ、趣味をするなど多様なものがあります。しかし、自分なりのストレス発散方法がない方はストレス過食へとつながる可能性が高いです。
というのも、食というものはだれしもが行う行為ですよね。とても簡単にでき、必要なんだと言い訳がしやすいことからストレス発散の方法が食べることになる可能性があります。