実は少し考え方を変えるだけでも改善できる可能性があるのです。今回は人生がつまらないと感じる人の特徴や原因・退屈感の解消法について、心理学好きな筆者が解説いたします。
人生がつまらないと感じる人の特徴5つ
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子どものころは毎日学校へ行き、大人になれば朝から晩まで仕事をする毎日。そうした繰り返される日常に対し、人は「つまらない」という感情を抱えがちです。こうした感情を抱いてしまう人によく見られる特徴とはどういった点なのでしょうか?まずは人生がつまらないと感じる場合の特徴について見ていきたいと思います。
特徴1.失敗を恐れている
特徴のひとつに失敗を恐れているという点が挙げられます。失敗を恐れる人は新しいことになかなかチャレンジできません。また「どうせ自分にはできない」「どうせ失敗する」と思い込んでいる傾向もあります。そのため新しいスキルが身につかず、行動範囲も広がっていかないのです。代わり映えのしない狭い世界で生きていることで、「つまらない人生」という気持ちを抱きやすくなるでしょう。
特徴2.我慢ばかりしている
いつも我慢ばかりしているというのも特徴のひとつです。生きていくうえで我慢しなければならない場面はたくさんありますが、いつも自分より他者を優先していると気付かないうちにストレスが溜まってしまいます。普段から「私が我慢すれば丸くおさまる」といった考えを持っているなら要注意です。自己を抑圧したままやりたくないことばかりしていては毎日を楽しむことはできません。
特徴3.明確な目標がない
人は小さくても達成感を得ることで人生への満足度もあがっていきます。しかし明確な目標をもたず日々をなんとなく過ごしていると、毎日の楽しみや喜びが少なくなるのです。「また何もしてないのに休日が終わった」という状態では人生をつまらないと感じてしまうでしょう。
特徴4.人間関係の構築が苦手
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人間関係のリセット癖があるなど、良好な人間関係を築くことが苦手な場合も人生がつまらないと感じやすいです。楽しみを共有できる人がいない・愚痴を言える人がいないといった状況ではストレスも溜まりやすくなります。また交友関係が広くても信頼できる人がいない場合も同様です。人に囲まれながらも本人は孤独感を抱いているという状態になるでしょう。
特徴5.没頭できる趣味がない
無趣味でも充実した人生を送っている人もいますが、熱意がなかったり熱中できるものがなかったりすることから物足りなさを感じる人もいます。その物足りなさが退屈感や空虚感につながることで「生きていてもつまらない」という思いを抱きやすくなるのです。
人生がつまらない原因5つ
ロミオとジュリエットで有名な劇作家シェイクスピアも「人生は、二度繰り返される物語のように退屈である」という名言を自身の作中に残しています。なぜ人間は人生がつまらないと感じてしまうのでしょうか?実は周囲の環境よりも自分の考え方や心の中に原因がある場合が多いのです。ここからは人生がつまらないと感じる原因について見ていきたいと思います。