長い話を聞くのはとても疲れますよね。話が長い人に共通する特徴やその理由を探っていきます。やんわりと角を立てずに対処する方法も、10社以上渡り歩いて様々な人と出会った筆者が解説します。
- 話が長い人に共通する特徴とは
- その1. 1から10まで全部話す
- その2. 自分に酔っている
- その3. オチや結論のない話を延々とする
- その4. 構って欲しい、寂しい
- その5. 相手のことを考えていない
- なぜ話が長くなるの?5つの理由
- その1. おしゃべり好き
- その2. 伝えたい思いが強すぎる
- その3. 相手を信用していないから言葉を重ねてしまう
- その4. 話を整理、要約できない
- その5. 緊張している
- 話が長い人への4つの対処法
- その1. 時間で区切る
- その2. 結論を促す
- その3. 「わかりました」で話を終わらせる
- その4. 興味がなさそうな態度をとる
- 自分の話が長くならないための注意点
- その1. 話す順序に気をつける
- その2. 整理してから話す
- その3. 相手の表情をよく見る
- 角を立てずに、話が長いことに気づいてもらおう
この記事の目次
話が長い人に共通する特徴とは
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「あれ、この話いつ終わるんだろう?」人の話を聞きながら、ふと意識が遠のく瞬間。だらだらと続く話は要点がわからず、道筋を見失いますよね。なぜかいつも話が長引く人がいますが、その特徴にはどのようなものがあるかをご紹介します。
その1. 1から10まで全部話す
例えば「昨日のドラマおもしろかったよ」と言う人がいれば、どんな内容か尋ねるでしょう。普通はあらすじや見どころを教えてくれるのですが、冒頭のシーンから何が起こったかを順番に全て話してしまうのです。それではどこが大事なシーンなのかわかりません。話に盛り上がりがなく、聞いていても内容を憶えていられませんよね。
その2. 自分に酔っている
自分の話を人が聞いてくれている状況が心地よく、酔いしれているのです。自分の声の抑揚や大きさ、表情などに気を取られ、相手の様子は見えていません。話をする機会に浮かれているのでしょうか、このターンを人に渡したくないために、できるだけ長く話していたいのです。
その3. オチや結論のない話を延々とする
長い話には山場もオチも、着地点もありません。聞いている方は集中力も途切れ、早いところ結論を聞かせて欲しいと思っているのですが、残念ながら求める結論はないのです。話している本人はとても楽しそうですが、聞かされている方はどう反応していいかわからなくなります。
その4. 構って欲しい、寂しい
会話が途切れたらもうこの場が終わってしまうという状況では、終わらせたくないために話し続ける人もいます。友達との食事の場など、そろそろ帰ろうかという空気になると途端に話し始める人がこのタイプです。話し続ける限りは相手をしてもらえるので、寂しがりやの人はいつまでも話をしてしまいます。
その5. 相手のことを考えていない
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話をするときには、必ず話す相手がいるはずです。話を聞いてもらうのですから、相手のことも考えるべき。でも話の長い人は相手の反応などお構いなしに、いつまでも話をしています。というのも自分が話しているときの主役は自分であり、相手は聴衆の一人と思っているから。聞いてもらうというよりは、聞かせてやっている感覚でしょうか。
なぜ話が長くなるの?5つの理由
話が長くなる理由はなんでしょうか。話を長引かせたい、いつまでも話していたいと思っている人も中にはいるでしょうが、そんなつもりはなくても長くなってしまう人もいます。理由によって対処法も変わってきますので、話が長くなってしまう理由や原因を分析していきましょう。