自制心がない人の4つの特徴
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「貯金したいのに買い物がやめられない」「痩せたいのに食べてしまう」このような矛盾に苦しんでいる人は、自制心が低いと考えられます。自制心の低さは、その人の性格に深く関係しているのです。自制心のない人の4つの特徴についてお話ししていきます。
その1 感情のコントロールができない
自制心がない人は感情のコントロールが苦手で、感情の起伏が激しいタイプが多いです。イラッとしたら怒りをすぐ顕にし、悲しいことがあれば人目を気にせず泣き出すこともあるでしょう。理性よりも感情が勝ってしまうため、人にどう思われるかを気にすることなく自分の感情を表に出してしまうのです。社会生活の中の特に仕事において、感情を剥き出しにしてばかりいると評価を下げてしまうことになりかねません。
その2 継続力がない
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自制心がない人は己の欲望に忠実です。勉強やダイエットなど当初は頑張ると意気込んでいても、途中で「めんどくさい」という気持ちに負けてしまい、努力を放棄してしまうでしょう。そのため、いつも三日坊主で終わってしまい、継続力のない自分に対して自信を持つことができません。継続することによって得られる評価や報酬よりも、目先の欲望が優先されてしまいます。
その3 規則やルールを守らない
規則やルールを守れないところも自制心がない人の特徴です。時間に対してもルーズで、周囲の人に迷惑をかけることも日常茶飯事でしょう。社会のルールや相手の都合よりも、自分の都合が優先されてしまいます。決められたルールを守れない事や、人付き合いにおいて相手の都合を考えられない人は、社会で上手くやっていくことが難しいかもしれませんね。
その4 意見がコロコロ変わる
自制心がない人は、一度決めたことに対しても意見がコロコロ変わる傾向があります。基本的に気分屋な性格なので、自分の意思や発言が二転三転することが多々あるでしょう。それに周りの人は振り回されて疲れてしまう事もしばしば。その時々の感情で意見がコロコロ変わると自分も疲弊しますし、長期的な目標を達成することや継続することで得られるものも何も手に入らないでしょう。
自制心が欠如してしまった原因
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自制心がない人には、自分を律する力が欠如してしまった原因があります。対処法を考える上で大切なのが、その根本となる原因を知ることです。一緒に自制心が欠如してしまった原因について考えてみましょう。
その1 幼少期に我慢ばかりしてきた
自制心が欠如してしまった原因に、幼少期に我慢させられる経験が多かったことが考えられます。子供のころ親に抑圧されて育つと、大人になった時にその反動でタガが外れて自制心が効かなくなるのです。これまで自分の感情や欲望を抑圧してきた人が、一度でもそれを解放させて自由に生きる快感を覚えてしまうと、歯止めが効かなくなってしまうのでしょう。