大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)とは?
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八大地獄(八熱地獄)の第七、阿鼻地獄の上に大焦熱地獄があります。大焦熱地獄に落ちる罪人は死をむかえる3日前(六道の転生先の決定前)までに既に地獄と同じ苦悩をあじわうのです。大焦熱地獄に落ちる罪を犯した罪人は良い死に方(安楽な死)ではないでしょう。大焦熱地獄について解説します。
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焦熱地獄の10倍の苦しみ
大焦熱・大炎熱(だいえんねつ)地獄と呼ばれ、漢字のごとく大焦熱・大炎熱で焼かれる地獄です。その苦しみは焦熱地獄の10倍の熱さで苦しさであるとされています。
焦熱地獄とはどんな地獄?
その1:6000年も続く地獄
その2:煮られる・焼かれる
その3:ウジ虫が体からわき、食べられる
その4:体を引きちぎられる
その5:熱棒で串刺しにされる
炎とは煩悩消滅に最も適しているとされています。そんな炎で焼き尽くされるとはどんな罪を犯した亡者の行く場所でしょうか?
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大焦熱地獄に落ちる罪7選
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大焦熱地獄には焦熱地獄に落ちる殺生・盗み・邪淫・飲酒・妄語・邪見に加え、尼僧・童女などへの強姦の罪が加えられます。人間の感覚でもわかる悪行を犯し「良い死に方しないね」と言われる罪人が落ちる地獄です。それぞれの罪を詳しく解説していきます。
罪1:自分勝手な殺生
地獄に落ちる第一の罪は「殺生」です。殺生とは字のごとく生きているものを殺すことを意味します。アリ・蚊・蜘蛛など小さな虫1匹でも殺生したことはありませんか?私たちは人間界で生きるにはしょうがないことだとどこか自分で勝手に許しを得ては殺生を続けていますね。これらの殺生をしてしまったらまずは懺悔と供養をしましょう。