極楽浄土への行く方法4選
image by iStockphoto
日本で昔から信者の多い浄土宗の教えをもとに、極楽へ行く方法「阿弥陀如来(仏様)を信心する」「極楽浄土へ行きたいと強く願う」「悪を断ち切り、徳を積む」「罪を認め懺悔する」この4つの方法を解説します。浄土宗は多数の仏様を崇拝するのではなく阿弥陀如来様1仏を信心する宗派です。阿弥陀様は真っ暗闇な世界・心・魂を一瞬に極楽の光(光明)で照らしてくださいます。様々な宗教・宗派に否定も肯定も必要ありません、あなたにとっても知ることは大事なことになるでしょう。
方法1:阿弥陀如来(仏様)を信心する
「南無阿弥陀仏」と阿弥陀様を想い念じるのです。信心、ただただ信心が大切だと言われています。清らかな心で阿弥陀様を想うことそれだけです。阿弥陀様は極楽浄土へあなたの信心さえあれば導いてくださいます。信じることは難しいのであれば疑わないことです。
方法2:極楽浄土へ行きたいと強く願う
阿弥陀様は清らかな心で極楽浄土へ行きたいと強く願うものは極楽浄土へ導いてくださいます。しかし信心していることが大前提であり、「私なんて極楽にいけるわけない」などネガティブな感情をもっていては極楽浄土へは行けません。自分自身を否定することは阿弥陀様さえも否定することになるからです。疑いもなく強く願える自分であることを意識しましょう。
方法3:悪を断ち切り、徳を積む
image by iStockphoto
様々な宗教がありますが、共通して言えることは「悪を断ち切り、徳を積むこと」が極楽浄土への道であることでしょう。因果・因縁の道理で良き行いをしたものには良きおこないが、悪き行いをしたものには悪き行いがかえってくるのです。清き川には清き水が流れるように、清らかな人間は極楽浄土へ行くことができるとされています。
方法4:罪を認め懺悔する
事件になることばかりが罪ではなく人間はただ生きているだけで何かの罪を犯していることが多く、無意識であるのです。浄土宗では懺悔偈(さん・げ・げ)を読み、阿弥陀様に懺悔をします。懺悔偈(さん・げ・げ)を読むことで阿弥陀様により誠実に懺悔の気持ちを伝えることができる考えられ、朝・夕2回行うのが良いでしょう。
懺悔偈(さん・げ・げ)
往昔所造諸悪業(おう・じゃく・しょ・ぞう・しょ・あく・ごう)
皆由無始貪瞋癡(かい・ゆ・む・し・とん・じん・ち)
従身語意之所生(じゅう・しん・ご・い・し・しょ・しょう)
一切我今皆懺悔(いっ・さい・が・こん・かい・さん・げ)
願消三障諸煩悩(がん・しょう・さん・しょう・しょ・ぼん・のう)
願得智慧真明了(がん・とく・ち・え・しん・みょう・りょう)
普願罪障悉消除 (ふ・がん・ざい・しょう・しつ・しょう・じょ)
往生浄土成仏道 (おう・じょう・じょう・ど・じょう・ぶつ・どう)
(私はここで罪を認め懺悔します、二度としないようにします)
悔い改め、清らかに穏やかに生活することで極楽浄土へ行くことができるでしょう。
地獄に落ちない生活をしよう
大焦熱地獄に落ちる罪に当てはまるものはありましたか?反省して相手に許しをもらえたから罪が消えるわけではありません。極楽浄土へ行く方法にも記載した念じること・願うこと・清らかでいること・懺悔することは、その時々にするものではなく毎日続けることに意味があります。自分の生きる世界が真っ暗闇にならないように魔をよせつけない清らかな生活を心がけましょう。