スピリチュアル死について

大焦熱地獄とは?どんな罪で落ちる?極楽浄土へ行く方法4選も仏教信仰する筆者が解説

罪2:他人のものを盗む

「盗み」を行う人間は自分のことしか考えていない欲の塊であるとされています。また欲を制御できない弱い人間です。盗む行為も悪ですが、盗むに至った精神が問題視されています。これらは「あの人のあれが欲しい」と願う・望むことも自らで地獄を作る原因になりかねません。

罪3:淫らな行為・不倫

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淫らな行為を「邪淫(じゃいん)」といいます。ここでは妻以外の人と関係を持つことや、道徳的に許されない淫らな行為を指し、人間の感情と欲を抑制できない不倫も該当するのです。ここでの罪は妻(旦那)に申し訳ないので悪なわけではないと思います。魂・精神世界で制御できない欲望・感情・執着・不浄は魂の汚れフルコンプリートだからです。汚れた魂は地獄に落ちるでしょう。

罪4:無理矢理お酒を飲ます

お酒に依存し飲酒をすることも良き行為ではありませんが、ここでの罪はお酒を飲むことよりもお酒を無理矢理飲ませることです。自分の思惑で相手を正常な判断ができない状況に陥れる事を指します。お酒を提供する夜のお店(スナック・キャバ・ホストなど)では、お酒を提供することで収益を得ていますね。収益の為にお客さんに無理矢理お酒を飲ませるなどの行為をした場合は魂界で罪になる可能性があります。

人間界では立派な職業として成り立っていても、魂界では罪になることもあるのです。これも己の欲を制御できないことが罪でしょう。

罪5:自分を守るための嘘

昔から「嘘つきは泥棒の始まり」などと悪のイメージのある嘘は「妄語(もうご)」です。妄語は自分のプライドを守るために事実を捻じ曲げる嘘が該当します。本当は自分の犯した罪も「自分はやっていない」という嘘です。しかし嘘も全てを妄語と決めつけるものよくありません、例外なのは相手を想う優しい嘘は妄語ではなく方便と言います。例えば、自分の為に贈ってくれたプレゼントが全然嬉しくないものでも「わぁ嬉しい、ありがとう」と言うのが方便です。

罪6:仏教の教えと違うことをする

仏教・仏法の教えの趣旨と違うことを説くこと・実施することを「邪見(じゃけん)」といいます。邪見とは非常に人間界では危険な行為です。仏教・仏法の教えは文字通りではなく深い意味のあるものであります。また邪見は仏様への侮辱行為であるとも考えられ、お釈迦様・仏様に背く=地獄でしょう。

罪7:尼僧・童女などへの強姦

大焦熱地獄に落ちる最も大きな罪は尼僧・童女などへの強姦です。人間界でも罪として裁かれますが死後も罪として裁かれます。どんなに反省したからと許される行為ではありません。よって大焦熱地獄の苦しみを死ぬ前から味わうことになります。強姦などの人間としての最悪な罪を犯したものは「良い死に方しないね」と言われる理由はここにあるのかもしれません。

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