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自分が悪いと感じたときどうすればいい?その原因と対処法を経験豊富な筆者が解説

誰でも間違った行動をしてしまうことはありますが、どのように行動するかでその後の結果が大きく変わってきます。では、「自分が悪い」と感じたときはどうすればいいのでしょうか?今回は、人生経験豊富な筆者が、自分が悪いと感じたときの対処法を解説していきましょう。

自分が悪いと感じるのはどんなとき?

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どんなときに自分が悪いと感じるのでしょうか?早速見ていきましょう。

1.他人を傷つけたとき

自分が悪いと感じるときで最も多いのは、他人を傷つけたときでしょう。例えば、親しい友人と喧嘩をしてしまい、相手を傷つけたり仕事上で致命的なミスを犯したり、会社や取引先に大きな損失を与えたりするようなケースが考えられます。このような状況になった際、「加害者の心理」が働き、自分の言動などで相手を傷つけてしまったと感じるわけです。

2.役に立てなかったとき

役に立てなかったときも自分が悪いと思うことがあります。困っている人を見て「救いの手を差し伸べなくてはならない」と思っても、自分の力ではどうすることもできないのでしょう。良かれと思い、同僚の仕事をサポートしたつもりが逆に足手まといになり迷惑をかけてしまうときも、同じような感情が芽生えます。このように、他人に尽くすことができないことから「悪いことをした」と思うのです。

3.人を見捨てたとき

悪いと感じるケースの中で最も許されないのは、「人を見捨てる行為」をしたときでしょう。街中で苦しみながら倒れている人がいるのに「誰かが助けてくれるだろう」と、その人を見捨ててその場から立ち去っていくケースなどが挙げられます。このような対応をしてしまったことで、自分自身を責め続け「あのとき助けておけばよかった」と後悔することになるのです。

4.恵まれていると感じたとき

悪いと感じるケースとしては、「自分が恵まれていると感じたとき」も入るでしょう。とくに裕福な家庭で育ち、経済的に困っていないようなときに感じることがあるかもしれません。恵まれていることは決して悪いことではありませんが、どうしてもその価値を認識できないため、罪悪感を抱いてしまうのです。例えば、父親が大企業に勤めており、母親は専業主婦。自分はお金に困ることがない反面、友だちの両親が共働きで大変だと言う話を聞くと「友だちに悪いな」と感じてしまうのです。

5.自分がけがれていると思ったとき

自分がけがれていると思ったときも罪悪感が芽生えてくることがあります。決して悪い行為や考え方を持っているわけではないのに、自身がけがれた存在だと追い込んでいくのです。この罪悪感が潜在意識の部分で蓄積されていくと、さらに罪悪感が大きくなり負のスパイラルにハマり、抜け出すことができなくなってしまいます。

自分が悪いと思う理由

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なぜ自分が悪いと思うのでしょうか?その理由に迫っていきたいと思います。

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