人生の悩み人間関係

厳しい上司って何を考えてるの?その上司の心理と付き合い方を様々な上司を見てきた著者が解説!

私はサラリーマン経験40年の男性です。サラリーマン生活が長くなると、時には厳しい上司の元で働くこともありました。相性の良い悪い上司は必ず存在するもので、その上司の考え方一つで職場の働き方が決まります。
あまり人間関係が得意ではない私は上司に好かれる行動は取らず、自分の意思を貫こうとして、何度も挫折を味わいました。その経験から、部下に厳しい上司の言動とはどのようなものか、またその上司の心理と付き合い方を改めて考え直し、今、悩んでいる方の少しでもお役に立ちたいと思いますので、ぜひ、ご一読下さい。

厳しい上司の言動4つ

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長くサラリーマン生活を続けていると、馬が合う、合わない上司がいるものです。

特に指導と称して、部下に対して厳しい上司は、職場の人間関係を壊す力を持っています。

ではどのような上司が厳しいと思われるのか、著者の経験より次の4つの言動が見られるので紹介しましょう。

細かい指摘が多い

仕事の大筋は合っていても、細かい文章まで気になり、指摘する上司はいるものです。

特に文章に厳しい上司は、初めから100点満点の評価はせず、何かにつけ注文をつけます。

その仕事では問題にならない程度の修正まで部下に要求するなど、自分のレイアウト通りの文章に直るまで承認しません

他人と比べる

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上司に服従する部下と服従しない部下を区別し、気に入らない部下には自分に従うように要求します。

一度でも反論すれば、部下を評価する権限は自分にあると言いたいばかりに散々注意を促すのです。

従わない部下には、反省する言葉をきくまでは無視を続け、仕事を停滞させてしまいます。

 

容赦なく暴言を吐く

職場に迷惑をかけていることなどお構いなく、できない部下には嫌味や愚痴を大きな声で暴言や罵声を浴びせかけます

その上司は指導の一環と称して、一目を気にせず、部下を叱るため、周囲にも威圧感を与え、自分の存在をアピールしているのです。

仕事に対して厳しい姿勢を持っているという誤ったアピールの方法しか取れません

常に自分が正しい

厳しい上司は、常に自分の考えが正しいと思っているため、他人の言葉に耳を傾けません。

ただし、上役の指示には素直に従い、自分の意見を押し通す勇気を持たないため、部下から信頼されない上司です。

厳しい上司の特徴とは?

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厳しい上司は、他人に自己否定されるとそのストレスを部下に対して発散します。

スケジュールを細かく管理し、自分に思い通りの仕事をさせようと画策し、要求してくるのです。

では厳しい上司とは、次の4つの大きな特徴があります。

上役にしか従わない

部下の仕事を評価せず、自分の評価を気にすることが多く、特に上役の意見や考えには賛同するといった優柔不断さがあります。

仕事の方向性が誤っていても「上役の指示は絶対守る」姿勢は崩しません。

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