人生の悩み心や体

生きてても楽しくない人には特徴あり!人生に楽しみを取り戻す5つの対策を人間観察と分析が得意な筆者が提案

生きていて「楽しい」と喜びを感じる人と「楽しくない」と不満に思う人。その違いは何なのでしょうか?筆者も生きていても楽しくないと感じていた時期がありました。「それは何故か?」と好奇心をもち多くの方と接してきて観察を試みた結果、確信しました。人生についての感想は、経験した出来事をどのように「感じる」かによって大きく左右されるのだということに。人生を楽しむためにはちょっとした工夫が必要になるということです。筆者は人生に楽しみを取り戻すことが出来ました。

本記事では、「生きていても楽しくないと感じる」状態を改善したいと思っている方に、その原因を探るヒントや日常に楽しみを見出す5つの対策をご提案していきます。

楽しいという感情は「感じ方」次第

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同じ場にいて同じ経験をしていても、感じていることは人によって異なります。例えば友人同士の会話で、話し手は純粋な気持ちで自身の楽しい経験を話しているだけでも、聞き手は「面白そう!」と思わずに「自慢されている」と感じたり、時には惨めな気持ちになることもあるでしょう。

それは人にはそれぞれに異なる物事の受け止め方、考え方があるから。人は個人的な「感じ方」に各自「意味づけ」をしてそれぞれのストーリー、つまり人生を生きています。ですから「感じ方」を変えれば、人生も違うものに変わっていくということです。あなたが人生が楽しくないと感じるのなら。感じ方に意識を向けてみるとよいでしょう。

生きていても楽しくないと感じる人の5つの特徴とその対策

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これは筆者が実践してきたことですが、人生を変えたいと思ったときには、表面的な楽しさをなぞったり楽しいフリをしている人ではなく「内側から人生を楽しんでいる人」の思考パターンや感じ方をお手本にして模倣してみることが有効です

今回は、筆者が長年の人間観察をしてきて「なるほど!こういう違いがあるのか」と思った「楽しさを感じていない人」と「楽しさを感じている人」の感じ方の違いの特徴を比較してご紹介していきます。あなたはどちらの感じかたでしょうか?もちろん「こういう感じ方もよいみたいですよ」という一つの提案ですので、無理に変える必要はありません。リラックスして読んでみてくださいね。

特徴1:挑戦していない人→失敗を恐れず挑戦してみる

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楽しさを感じていない人の特徴:誰かが何かをしてくれないと自分の環境は変わらないと感じています。そういう方は今いる環境に不満をもっても受け身の状態でいるでしょう。困っているので誰かに相談をしても「でもでも」「だって」「どうせ出来ないし」といって何も変えようとしまぜん。結局は変化することなく10年後も同じ状態でい続けるのです。

楽しさを感じている人の特徴:自分が何かをすることで自分の環境は変わると感じています。そういう方は何か違うなと思えば行動に移すでしょう。改善したい人間関係であれば相手と話し合う、または距離を置く。人生を変えたいのであれば工夫出来ることを考えたり、自分が変わるために挑戦をするのです。

例えばロールプレイングゲームですと、挑戦もせずに同じところをうろうろしていても新しいアイテムも得られなくなります。そのようにゲームを進めていきますと失敗は避けられますが、展開していかないので飽きるでしょう。人生も同じです。時には思い切って挑戦をしかけることが大切。新しい展開が開けていく経験はとても新鮮に感じるものですよ。

特徴2:自分で選び取った人生を実践していない→「そうしたいから」を増やす

楽しさを感じていない人の特徴:権威ある人や有名人、専門家の意見であればすべて正しいと感じています。親や学校の先生、またはネットやよく知らない人の情報を鵜呑みにして、その状態に疑うこともなく言われた通りの人生を歩むことも。考えることを停止して自分を抑圧すれば心の状態に呼応するかのように生活は萎縮するでしょう。

楽しさを感じている人の特徴:誰の意見であっても正しくはないこともあると感じています。人から言われたことはいったん受け止めるも、自分で考え違うと感じたことは受け取りません。自分のものさしをもって選択することができるからです。その言動は特定の集団や社会の中では批判されるような内容にもなりますが、それに対しても堂々としています。何故なら、それは自分で選び取った人生だという確信があるからです。

「そうしなければならない」ではなく「そうしたい」という理由で行動してみましょう。人生を切り開いているという感覚を持つことが出来ます。

特徴3:表面的なことしか体験していない→目に見えないものも感じてみる

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楽しさを感じていない人の特徴:目に見えるものしか感じようとしません。例えば旅行にいっても「有名スポットを見学して楽しかった」といった観光について語ります。旅は話題づくりや暇つぶしとなり、残るのは有名どころの前でポーズをとった自分の写真ばかりになるでしょう。

楽しさを感じている人の特徴:目に見えないものも感じます。そういう方に旅のお話をうかがうと、内容は訪問先の人の生き方や生活をみて気づいたことや、冒険について感じたことに。思い出は人との触れ合いから生じたエピソードや発見による感動。写真は本人が驚いたもの、新鮮に感じたものの切り抜きになります。

目に見えない部分にも意識を向けてみませんか?深い部分で感じたことは、心の中からいつでも取り出せるようになりますよ。

特徴4:他人の目線を意識しすぎている→自分のことに集中することを決意する

楽しさを感じていない人の特徴:他人の評価が自分の価値につながると感じています。あの言動が人に悪い印象を与えたのではないか、あの人は自分のことをどう思っているのだろうかといったように、他者の目を気にする作業に時間を費やすこともあるでしょう。相手の言動次第で自分の時間が楽しく感じたり気分が落ち込んだりと不安定になることも。

楽しさを感じている人の特徴:自分が自分をどう感じるかが大切だと感じています。何かをしているときには目の前のことに集中しているので他人の言動を思い浮かべることはほとんどありません。自分が価値があると思えることに思考と時間を使います。他人の感想から自分を切り離すことが出来るのです。

誰かがあなたのことについて何か思ったとしても、それがポジティブなものであれネガティブなものであれその人自身の「反応」によるもの。どう思われようがあなたの価値は増えも減りもしません。他人の感想から離れて自分のことに集中して生きることを決意してみませんか。清々しい時間がふえますよ。

特徴5:与えられる楽しさに依存している→無邪気な子供の頃の気持ちを思い出す

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楽しさを感じていない人の特徴:提供されるものが楽しいものだと感じています。非現実的な世界を提供してくれるレジャーランド。楽しい話題を提供するテレビ視聴や仲間とのどんちゃん騒ぎ。そういったものも刺激になり気分転換ができるものですが、それらは「外部のものが与えてくれる一時的な楽しさ」です。例えば外出自粛になったときには打撃を受けることも。

楽しさを感じている人の特徴:楽しさは自分が自分に提供するものだと感じています。自然の中にいけば空の色やそれぞれの季節の特有の空気感や香り、自宅にいればベランダに遊びに来た小鳥や虫の観察。キャンドルの炎が揺らめく様子やガラスのポットの中でお湯を注がれて踊る紅茶の茶葉。お楽しみは無限にあります。なぜなら楽しみは自分の内側にすでに在るからです。

子供の頃は毎日、目にするもの聞くものが初めてのことばかり。その中でたくさんの楽しみを感じることが出来ていたのではないでしょうか?大人になってからも日常の中にいろいろな発見をすることが出来ますよ。子供の時の無邪気な気持ちを思い出して発見することを楽しんでみませんか。

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