スピリチュアル

エンパスとは?共感力が高い人?8種類のタイプと特徴・セルフケアを心理学に詳しい筆者が解説

5:知的変容型

知的変容型のエンパスは、相手の知識や思考を手に取るように理解することができるタイプです。相手の身につけて思考や知識を読み取ることができるため、ある意味に便利な能力ともいえます。このエンパスは感情や体調の共感よりもわかりにくく、エンパスの中でも共感を得難いでしょう。一方で他人の技術や能力を瞬時に理解したり会得したりできるため、便利でもあります。

6:霊的合一型(スピリチュアルワンネス)

霊的合一型のエンパスは、さまざまな人の内面をほとんどそのまま体験できる特殊なタイプです。エンパスは基本的に学術的に定義されつつある人の特性を指しますが、時として人の内面や精神に深く関わるスピリチュアル的な要素を伴うこともあります。人によっては高次の存在や、過去に存在した人物の内面も読み取ることができるそうです。

また、このスピリチュアルワンネスの感性は全ての人間に備わっていると考えられています。感性を磨き覚醒することで、誰もがスピリチュアルワンネスの力を利用できるようになるという説があるのです。

実際に心理学者のスティーブ・タイラーが、マンチェスター大学の教え子やネット、自分のワークショップで募集した161人のレポートを調査した結果、短期間の霊的な覚醒のきっかけとして23%(38人)が心理的な混乱、18%(29人)が自然体験、13%(21人)が瞑想を挙げました。つまりきっかけや自分の努力があれば、スピリチュアルワンネスを獲得するチャンスが誰にでもあると考えられます。

参考:『クンダリニーと統合失調症の思想』巻口勇一郎氏
https://www.jstage.jst.go.jp/article/transpersonal/19/1/19_50/_pdf

7:地球エンパス(ガイアエンパス)

地球エンパスはガイアエンパスとも呼ばれ、その名前の通り地球に共感するエンパスのタイプです。地球そのものに変化に敏感であり、地震や心理火災、温暖化などを痛みとして感じ取れます。感覚が非常に敏感で、自然災害を予知できる人もいる可能性があるようです。自然の力を受け取りやすいため、自然の中で癒されたり、自然の変化で気分の浮き沈みが発生したりもします。

8:動物共感型(アニマルエンパシー)

動物共感型は、アニマルエンパシーとも呼ばれる動物への共感力が高いタイプのエンパスです。動物の仕草や表情、行動などを受け取り、深く解釈して彼らの考えていることを察することができます。動物を見てキャッチできる情報が、言語のように理解できるのが特徴です。また動物共感型の人は、人間よりも動物と意志を通わせることを好む人が多いといわれています。

「エンパスあるある」はエンパス全員に該当する?

image by iStockphoto

エンパスである人には特定の共通点があり、すべてが一致しなくてもいくつかの同じような特徴を持っています。

  • 嘘を見抜ける
  • 睡眠が比較的浅い
  • 人混みで体調を崩す
  • 予期せぬ出来事が苦手
  • 攻撃的な人との相性が悪い
  • 他人に話しかけられやすい
  • 相手の表情や行動で考えを察せる

このようなあるあるに共感しやすい人は、エンパスの特性を持っていると考えて良いでしょう。もちろん全てのエンパスの人に共通する「あるある」ではありませんが、ネット上や論文内で挙げられるエンパスの特徴とは一致するポイントが多くあります。

エンパスは顔つきが違う?芸能人に多い?

エンパスは基本的に癒し系の顔つきをしていることが多いといわれています。笑っているような目元や口元をしており、接する相手に和やかな印象を与えることが多いようです。またエンパスの芸能人は比較的多く、以下の芸能人がエンパスの特性を持っているといわれています。

  • タモリ
  • IKKO
  • 香取慎吾
  • 二宮和也
  • 宮沢りえ
  • 村上春樹
  • 生駒里奈
  • 米津玄師
  • 若林正恭
  • 広瀬アリス
  • 宇多田ヒカル
次のページを読む
1 2 3 4
Share: