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邪気の払い方とは?5つの方法と浄化で得られる5つの効果を浄化に詳しい筆者が解説します

近年スピリチュアルに関心のある人の間で、浄化の重要性が注目されています。浄化とは、肉体や物、空間に溜まった邪気を払い清浄な状態に戻すこと。邪気とは一体どのようなもので、邪気の払い方にはどんな方法があるのでしょうか。この記事では毎日の生活に浄化を取り入れる筆者が、今日から実践できる5つの邪気払いの方法と、邪気を浄化することで得られる5つの嬉しい効果について解説します。

邪気とは

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邪気とは、肉体や物・場所に溜まる悪い気、つまりネガティブなエネルギーのことを意味します。邪気は肉体に宿ると体調不良や病気を引き起こし、場所や物に宿ると触れた人の運気を下げたりと、さまざまな悪影響を及ぼすものです。人間の肉体や物質は、常に気による影響を受けています。邪気は目に見えないものですが、私たちは日々の生活の中で知らず知らずのうちに邪気に触れ、その影響を受けてしまっているもの。「このところツイてない…」「何だか体が重く、気分がスッキリしない」と感じている人は、邪気の影響を受けている状態かもしれません。

邪気の悪影響を受けないために私たちができることは、肉体や物・場所を浄化すること。汚れた場所を掃除したり、体の汚れを落とすためにお風呂に入ったりするのと同じく、邪気を払って肉体や物・場所を浄化し、清浄な状態に戻すことで、邪気の悪い影響はリセットすることができます。

邪気が溜まりやすい場所・邪気を受けやすい状況5選

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邪気は物質的なゴミや汚れのように、目で見ることができません。そのため、私たちは毎日の暮らしの中で知らず知らずのうちに邪気に触れ、邪気の影響を受けてしまうことがあります。では邪気はどのような場所・状況に存在しているものなのでしょうか。ここでは、邪気が溜まりやすい場所・邪気を受けやすい状況について代表的なものを5つご紹介しておきましょう。

その1.不浄な場所

ゴミが散らかった部屋や汚れて不潔な場所は、邪気が最も溜まりやすい空間です。ゴミが散乱し、長らく掃除されていない不潔な場所にいると、誰しもだんだん気分が塞いでくるものですよね。これは目に見える汚れやゴミがある場所には、目に見えない邪気も溜まっているせい。邪気が溜まっている場所のことを、不浄な場所と言います。家の中でも汚れが溜まりやすいトイレのことを、「ご不浄」と言ったりもしますよね。汚れやゴミを放置しておくことは不潔なだけでなく、邪気をその場に溜めてしまうことにもなるのです。

その2.ネガティブなエネルギーが溜まる場所

一見綺麗に掃除されているように見えても、実は邪気が溜まっていることが多い場所も多くあります。それは病院や酒場、ギャンブルにまつわる場所など、人のネガティブなエネルギーが溜まる場所です。病院は病気に悩む人の苦しみや悲しみの波動が邪気となって空間に残る場所であり、健康な人でも長くその場にいると邪気の影響を受けて具合が悪くなることがあります。また酒場・ギャンブルにまつわる場所には人の欲望や執着の念が溜まりやすく、邪気が溜まっていることが多いです。

邪気とは、愛とは対極の感情からも生まれるもの。怒りや悲しみ、物欲や執着といった愛とは反対の感情を抱きやすい場所には、それだけ邪気がこもりやすくなるのです。

その3.人ごみ・人の多く集まる場所

人ごみや人の多く集まる場所に行った後で、何だか体が重く感じた経験のある人も少なくないでしょう。多くの人が行き交う雑踏の中やお店、レジャー施設なども、邪気の溜まりやすい場所です。人の持っている怒りや恨み、悲しみといったネガティブな感情は、その人が行った場所にもネガティブなエネルギーとして残り、邪気として溜まっていきます。人ごみや人の多く集まる場所であれば、それだけ多くのネガティブなエネルギーも溜まりやすくなるのです。

その4.怒りや嫉妬を向けられたとき

邪気は人の怒りや恨み、嫉妬といった愛とは対極の感情からも生まれるもの。そのため、怒りや嫉妬を人に向けられると、その相手から邪気を直接受け取ってしまうことになります。人に恨まれたり嫉妬されると不快な気持ちになるのは、邪気の影響を受けてしまったからとも言えますね。

「無邪気」という言葉がありますが、無邪気とは邪気の正反対で、人に全く敵意や悪意を持っていないさまを意味します。赤ちゃんや幼い子供は人に悪意を向けることが無いため、邪気が無い状態=無邪気と形容されたのでしょう。それだけ、人の持つ悪意が発する邪気は、人に悪影響を与えやすいものだと言えます。

その5.誰かに悪意を向けているとき

人から向けられる悪意が邪気であるように、自分の心から生まれる悪意もまた、邪気となって自分の心身に悪影響を与えます。誰かに対して悪意を向けている状態が幸せとは言えないのは、自分の心から発した邪気によって、自分自身の心も悪影響を受けてしまっているからと言えるでしょう。

私たちは日々の暮らしの中で、誰かに対してイライラしてしまったり、攻撃的な思考になってしまうことがよくあります。邪気を発することのない綺麗な心を保つことは、大人にとってはなかなか難しいものでしょう。つまり、私たちはどんなに邪気の影響を避けていたとしても、自分の内側から生まれる邪気の影響は、少なからず受けてしまうことになるのです。

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