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エンパスとは?共感力が高い人?8種類のタイプと特徴・セルフケアを心理学に詳しい筆者が解説

エンパスだけの才能・能力がある

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エンパスは通常の人よりも深く繊細に物事を考え、解釈する力を持っています。繊細が故に傷つき生きづらさを感じたりすることもありますが、その感性や感覚は生まれつき授かったギフトでもあるのです。普通の人が気付けないもの、手にすることができない独特の視点で世界や物事を吸収し、繊細な感覚で表現することができる力は、ある意味才能や能力を持っているといえるでしょう。

また、エンパスの繊細かつ豊かな感性は音楽家や芸術家、画家などのアーティストや、俳優やダンサー、小説家などの表現者として活かせると考えられています。エこのようなエンパスの繊細な才能や能力は、芸術分野で大いに役立つのです。繊細な感性は厄介なことがある反面非常に美しく物事を解釈しアウトプットするのに適しています。

エンパスの8種類のタイプ

ここからは、エンパスの種類について紹介します。自分がエンパスである場合は、ぜひどの種類に自分の感性が近いのかを考えながらチェックしてみてください。

1:身体直感型

身体直感型のエンパスは、相手のことを直感的に理解することができる傾向を持ちます。相手の感情や思考を読み取り、良くも悪くも「察する」ことができるのです。相手の些細な変化を見抜き、感情や思考の変化、体調などが判断できる人も少なくありません。相手を多面的に読み取れる能力者といっても過言ではないでしょう。

この身体的な直感は、エンパスならではの強い共感力の源でもあります。相手を読み取って察した感情や思考に寄り添い、理解することができるのです。そのため、身体直感型のエンパスはヒーラーやセラピストなどの職業に適しているといわれています。一方で身体直感型のエンパスの中でも無意識に全てを察することは難しいとする人もおり、その能力の深さや範囲に対す意見は分かれているようです。

2:身体合一型(ワンネス)

身体合一型(ワンネス型ともいう)のエンパスは、相手の体の変化を自らの体を通して感じてしまうタイプ。身体的にシンクロして相手に共感し、体調不良や痛みを追体験します。怪我や痛み、緊張などが共有されるエンパスです。他人の感覚を身体で受け取ってしまうため、人混みに入ると具合が悪くなってしまう傾向にあります。

また、ドラマや映画などで人が怪我をしたり、病気で苦しんだりしているのを見るだけでもリアルに体感してしまうことがしばしば。さまざまな痛みや苦しみに自分の身体がシンクロしてしまうため、生きづらさを感じる人も多いようです。他人の癖やチック、些細なマナーなどが移ってしまうというケースもあります。簡単な例を挙げれば、あくびをしている人を見てあくびをしたくなるような感覚です。

3:感情直感型

感情直感型のエンパスは、直感的に他人の感情を読み取るタイプです。もともとエンパスは感受性が豊かで繊細な特性を持っているため、感情を読んだり察したりするこの傾向は、最もエンパスらしいといえるでしょう。共感力がとても高いため、相手のちょっとした感情の変化を感じて接し方や態度を変えます。

言葉とは裏腹の本音や、隠された他人の悲しみや怒りを見抜きやすいのも大きな特徴です。相手が望むことを把握できるため、ヒーラーやカウンセラー、セラピストなどに向いています。一方で他人の感情が丸わかりになるので、人と接するのが億劫になってしまうこともあるようです。

4:感情合一型(ワンネス)

感情合一型のエンパスは、身体合一型とは異なり感情が共有されてしまうタイプです。他人の感情を自分の感情のように実感し、喜びや悲しみ、苦しみや疲れなどを読み取ります。他人の感情に振り回されやすいため、人ごみを極端に嫌う人が多いようです。さらに自分が感情合一型のエンパスだという自覚がない場合は、感情が他人由来か自分由来かわからないまま実感してしまいます。

一方でこのエンパスは、感覚をコントロールすることで他人の感情を細かく理解できるようになるでしょう。力の使いようによっては他人に寄り添うことが得意になるため、癒し手として活躍できます。その反面感情に憑依される感覚が続くため、疲れたり具合が悪くなったりすることも多いようです。

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