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親子関係が悪い原因7つ!悪化し過ぎた場合の悪影響や関係を改善させる方法を母親歴14年の筆者が解説

親子関係が悪くて悩んでいる人はいませんか?子どもと毎日のように言い合いをしてしまう、笑顔も会話もないなど悩みはさまざまでしょう。親子関係が悪いと家の中がどんよりとした空気になり、居心地が良くありませんよね。こちらの記事では親子関係が悪くなる原因や悪影響、関係を改善させる方法を母親歴14年の筆者が解説していきます。早めに対処し明るく楽しい環境を手に入れてみてくださいね。

親子関係が悪い原因7つ

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親子関係を改善させるためには、まずなぜ悪くなってしまったのか原因を探ることから始めましょう。親子関係が良い家庭とは違う、何かしら理由があるはずです。原因がわかればぴったりな改善方法もみつかりますよ。ご自分の家庭と照らし合わせてみてくださいね。

その1.子どもに厳しすぎる

子どもには安全に生活してほしいからと、「こうしなさい」「これはダメ」などと、過度に厳しくしていませんか?威圧的な態度で接すると子どもには反発心が生まれますし「自分を認めてくれない」と不満も抱きます。

親にしてみれば子どもを心配しての言動ですが、子どもからすると不満やストレスでしかありません。自由がなく自分のすることをダメ出しされれば、誰だって嫌になりますよね。親とはもう口も聞きたくないと思う状態になり、親子関係が悪化していきますよ。

その2.近い存在がゆえに配慮に欠ける

親子はどんな関係と比べても一番近い存在ですよね。近い存在の子どもに対して配慮に欠けた接し方をしてしまうのも親子関係を悪くする原因となりますよ。お互い言いたいことが言いやすい関係ではありますが、言い過ぎてしまう面があるのでしょう。

意見の食い違いがあった場合、口喧嘩になりやすいですよね。相手を傷つけてしまうような発言も多いことでしょう。それが原因で親子関係がギクシャクしてしまうのです。近い存在であるがゆえにお互いが謝ろうともせず、しばらく口を聞かなくなることもあります。

その3.教育に熱心過ぎる

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成績に厳しかったり、毎日「勉強、勉強」と言い過ぎたり、勉強のために我慢させていることが多かったりする場合も親子関係悪化の原因となります。親の立場であれば将来のためにも優秀な成績でいてほしいと思うでしょう。しかし子どもにしてみればやりたいことをやりたいはずです。

勉強優先であれこれ制限していると、子どもはストレスを抱えます。親に対して不満を抱えるようになり、親が嫌いな存在になってしまうのです。

その4.子どもの話に耳を傾けない

学校での出来事や悩み事など、子どもの話にきちんと耳を傾けていますか?子どもの目も見ず話も聞かない親である場合、親子関係が悪くなる傾向があります。適当に聞き流したりスマホを見ながら相づちだけ打つことが日常になっていれば、子どもは話す気もなくなってしまうでしょう。

また、子どもの意見を親の都合で軌道修正させてしまうのも問題です。子どもが「違う」と思っても親の意見が押しつけられてしまえば、子どもは「わかってくれない」「言っても無駄」と思うようになります。

その5.兄弟への対応に違いがある

兄弟への対応に違いがある場合も親子関係を悪くします。姉には厳しくするけど弟には甘い、勉強ができる子とそうでない子への態度が違い過ぎるなどが家庭内で日常的に繰り返されていませんか?優しくされていない子には「自分は大事にされていない」という感情が芽生えてしまいますよ。

兄弟への対応が違う場合、悪くなるのは親子関係だけではありません。兄弟の関係性にもひびが入るきっかけにもなるので注意が必要です。

その6.家庭環境が良くない

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親の仲が悪かったり親が何かに依存していたりして家庭環境が良くないのも、親子関係がギクシャクする原因の一つです。自分に余裕がないときは、人に優しくする気持ちが生まれにくいものですよね。自分のことでいっぱいいっぱいなので子どもとのコミュニケーションが不足しがちになります。

常にコミュニケーション不足な状態であればそのうち家の中に笑顔がなくなり、会話や顔を合わすことも少なくなっていくかもしれませんね。

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