心や体

仕事に集中できない理由とは?ビジネスマン歴30年の筆者が対処法を解説

仕事に集中できないときの対処法

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意識を集中することができないと仕事の効率が非常に悪くなるため、何とか改善しなければなりません。そのためにはどうしたらよいのか解説します。

1.集中と休憩で仕事の質を高める

集中する時間と休憩を取る時間を設けて仕事の質を高めること。いわゆるオン・オフの時間を作ってメリハリを付けることです。人間の脳は長い時間、集中力を継続させることができません。最大でも90分しか維持することができないため、この時間を意識し適度に休憩時間を挟みながら、仕事をしていくサイクルを作るといいでしょう。

2.思い切ってリフレッシュする

思い切ってリフレッシュすることも大切です。どんなに頑張ろうと思っても意識を仕事に向けることができないこともあります。そんなときは早めに休憩を取りリフレッシュするようにしてください。集中できない原因は、睡眠不足や生活サイクルの乱れなども考えられるので「集中と休憩」だけでなく、1日完全に休むこともいいかもしれません。休んでいる日は仕事のことは一切意識せず、心身を休ませてください。

3.タスクを書き出す

十分に休息が取れたなら、仕事前にタスクを貸し出してみるのもいいですね。1日の始まりでその日にやるべきタスクをリスト化してみます。これは事前準備の意味もありますが、仕事に対する目的意識が高まり、意識を集中させることができるようになるでしょう。目的意識がないと集中することはが難しいですが、仕事全体から具体的なタスクに落としこんで管理することで、仕事の範囲が明確になりモチベーションも高まります。目標が明確になれば、スケジュール管理もしやすくなってくるので、週・日単位でタスク管理していくといいでしょう。

4.仕事の環境を整える

仕事の環境を整えることも大切にしてください。これはデスク周りやPC内の整理整頓だけでも見違えるほどの効果が得られます。作業している途中で資料を探すことばかりに時間を割いていると、集中が途切れやすいでしょう。必要な資料などもすぐに使える状態に整理整頓しておくと、1日の仕事の進み具合も全く異なってきますので、確認しなければならないことを事前にチェックしておく習慣をつけておきましょう。

集中できない状態を放置するリスク

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仕事の効率を高めていくためには、オンオフをしっかりさせたり仕事の環境を整えたりすることが大切であることを説明してきました。これらのことを日常中でやらずに集中できない状態をそのままにしておくと、どのようなことが起こると思いますか?

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