功徳を積むとは?功徳を積む方法や意味をスピリチュアリストの筆者が解説
功徳を積むとはどういうこと?
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「功徳を積む」とはどういうことなのかというと、元々「功徳」は、仏教から来ている言葉です。少し難しい考えになりますが、仏教では「七仏通戒偈(しちぶつつうかいげ)」という用語があり、れは経文で仏の徳を讃えたり、教理を説く偈文(げもん)というもの。七仏通戒偈は7人の仏が万民に説いてきた言葉で、「悪い行いをせずにつねに善行をしていくことで、あなたの心を清めることができる」という仏教の思想です。
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積んだ功徳は他者のためにもなる
悪因悪果・善因善果という言葉があるように、悪いことをすると災いなど悪いことが自身に降りかかってきますが、良い行いを続けていれば良い結果がもたらされると言われています。仏教では、自分だけでなく多くの人々の幸福を願うため、人のために良い行いを続けていくことが大切です。良い行いをすることで積まれていくものが功徳になるわけですが、積んだ功徳は自分だけでなく、他者のためにもなるということを覚えておきましょう。
功徳を積むために心がけたいこと
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良い行いを続けていくことは難しいと感じてしまいがちですが、実はそこまで難しいことではありません。良いことを行うことを実践する姿勢や努力そのものが功徳を積むことになっているとすれば、そこまで大変なことではないのです。
1.いつも笑顔でいる
ニコニコしている人が近くにいると、周りの人たちまでハッピーな気持ちになるもの。いつも笑顔でいることはみんな幸せな気持ちにさせ、それが周りにも広がり誰もが笑顔になるという好循環が生まれます。功徳を積むためにも笑顔を絶やさないよう心がけるといいですね。
2.優しい言葉を使う
優しい言葉を使うことも大切なこと。思いやりのある言葉を使うことで、相手に安らぎを与えることができます。コミュニケーションの基本となる言葉は、使い方によって相手を悲しい気持ちにさせることもありますが、逆に笑顔にさせることができるもの。会話の中では「ありがとう」や「おかげ様」という感謝の言葉や挨拶も欠かさないことが大切です。温かな言葉を意識して口にすることで、気持ちを伝えることができることを忘れないようにしましょう。
3.無理のない範囲で奉仕する
他人に奉仕するということも、功徳を積む上で心がけておきたいことのひとつです。奉仕といっても決して難しいことをするわけではありません。お年寄りや身体の不自由な人のお手伝いをしたり、困っている人を助けたり、ちょっと手を貸してあげるくらいでいいのです。あなたの無理のない範囲で奉仕することも、功徳を積むことに繋がります。人が嫌がる仕事に積極的に取り組む姿勢も功徳を積むのに最適です。
4.周囲の人を思いやる
周りの人たちを思いやることも大切です。最近は「自分だけ良ければ」という考えの人が多くなっている傾向にありますが、だからこそ周囲の人たちと心から喜んだり、ともに悲しみを分かち合うという思いやりの心を持つことが必要。他者の痛み・苦しみを自身の感覚として共感できるようになることで、いつのまにか功徳を積んでいくことにもつながります。