花粉症との戦い
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実は筆者も学生時代から数年間に渡って花粉症に悩まされてきた一人です。止まらないくしゃみと鼻水、痒い目という状況のあまりの辛さに気持ちが落ち込んで、引きこもりがちになったこともあるのですが、スピリチュアルな意味を理解したことで完全に治りました。それまではできる限りの情報を集め、あらゆる薬や民間治療法などを試し、原因になる植物を除去するなど無駄な努力をしていたものです。
花粉症を引き起こす不調和の感情4選
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花粉症の症状が出やすい理由は昔の心の傷であることが多いといわれます。なぜ花粉症の症状を発症して苦しむ人が春先に多いのかも、季節とのスピリチュアル的関係性が否定できにくい理由 脳がこれまでにため込まれた思い出を消し去るまで、花粉症の涙目や鼻水症状が続くサイクルに閉じ込められたままなのです。目と鼻から出る粘液(水分)と身体が蓄積している水分が感情表現をするという考えはつながっていると思いませんか?
1.過去の記憶:蓄積場所の決壊が崩れる時
身体に不快な症状が現れる原因のひとつが、本人も思い出せないでいる幼い頃の体験です。これまでの人生で経験してきたことは月日が過ぎるとともにどんどん忘れていくように感じますが、脳の中にちゃんと蓄積されていて自由に取り出せないだけ。大掃除の時、押し入れの奥深くに懐かしいものを発見するように、記憶は残っているのです。何かのきっかけでそのことを思い出すと花粉症を含めたアレルギー症状となって現れます。
2.季節との一致:春に多い理由
春は花粉症のピーク時です。数あるアレルギー症状の中でもなぜ花粉症になるのでしょうか?よくある理由は季節との一致。進学・進級・受験・引越しなど年度替わり、春に物事が大きく変化する時に受けたプレッシャーが心に引っかかるといわれます。本人は幼いのでよくわかっていなかったと大人は思いたいのですが、我が子といっても一個の人格なのでどのような心の葛藤があったのかは両親にも理解しにくいところではないでしょうか。
3.プレッシャー:自分を追いつめている
花粉症に苦しむ人は過去に難しい体験を持っていながら、それについてオープンに語ったり、誰かと経験をシェアしたりする機会なしに生きてきたのですね。残念なことにそのような思いは時とともに分解されて散ってしまうことなく積もっていくのです。毎年巡って来る春に花粉が飛び始めると、狙い撃ちされた思い出が心の傷を大きく開くことにつながった結果としてアレルギー症状が出やすくなります。
4.身体は親友:身体からのメッセージ
自分の身体ほど正直に本当のことを語ってくれる友はいません。親友だからこその辛いことも含めて心の痛みを伝えてくれるのです。それが不快なものであればあるほど身体からのメッセージは無視されることなくあなたの注意を喚起できますよね。結果として花粉症のように不愉快極まりないアレルギー症状として出てくるのです。もしもこのメッセージにきちんと向き合えれば、身体は感情表現として花粉症など出す必要がなくなります。
花粉症を起こしやすい感情例
感情的な行き詰まり……思いを口に出せず常に抑圧的
カレンダーに対する恐怖……スケジュールに追われる日々
迫害と罪悪感……失敗の原因は常に自分
不安感と愛されていないと感じること……認められていない寂しさ
複雑性悲嘆と悲しみ……すべてを悪い方へ取りがち
涙の抑圧……感情を押さえつけ、我慢を続ける
未解決の怒りと攻撃性……相談できずにたまる怒りが爆発
未解決の恐れ……不安や恐れを解消できない
虐待を受けるべきという信念……悪いのは自分で罰を受けるべき