愚痴しか言わない人はどんなタイプ?その特徴や接し方をビジネスマン歴30年の筆者が解説
4.いつも周りの人を見下している
愚痴しか言わない人は、周りの人を見下していることも少なくありません。これは常に「自分が優位にいたい」という心理が働いているのでしょう。一番だと思っていないと納得しないわけです。たとえ優秀な人がいても、そのことを素直に受け入れることができません。妙に自信も持っていたりしているので、愚痴を言い相手の存在感を否定したり蔑むことで、自分の価値を高めようとしています。こんな人がよく言うのは「私の方がもっと効率よく仕事ができる」「私がやった方がもっと早く終わる」などという言葉。ともかく何かケチをつけて相手を貶めようとしているのです。
5.真剣に取り組もうとしない
物事に真剣に取り組もうとしない性格をしている人も、愚痴ばかり言うケースがあります。これは「そんなに頑張らなくても何とかなる」という甘いことを考えているからかもしれません。努力を怠ってきたばかりに、仕事で辛いことや苦しいことがあるとそこから目を背けて愚痴ばかり言ってしまうのです。これまで自分で何も成し遂げたことないのに、自分が正当に評価されないことに納得できずに文句ばかり言っています。
愚痴しか言わない人への接し方
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ともかく愚痴しか言わない人の近くにいると、それだけで疲れてしまいます。では、このような人とはどのように接していけばいいでしょうか。
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1.適度に聞き流す
愚痴しか言わない人の言葉を適度に聞き流すことが一番です。真面目な人は、人の言葉に耳を傾け真剣に聞くことができますが、愚痴ばかり聞かれているとそれだけで疲れてしまいます。相手は自分の不満を口に出してストレスを発散させているだけかもしれないので、しっかり話を聞く必要はないかもしれません。相手の話す内容によっては、適当に聞き流していくことも必要です。
2.アドバイスはしない
相手の言葉に対してアドバイスをしないという方法もあります。相手の意見が前向きなものであればアドバイスする価値がありますが、愚痴しか言わない人は話すことでストレス解消をしているので、逆に否定されると怒りを買うこともあるかもしれません。相手は単に愚痴を聞いて欲しいだけなのです。アドバイスを求めている人ならあなたが意見を言ったときに、真摯な姿勢に耳を傾けてくれるはずですから。
3.フェアな態度で接する
不平を漏らすことが多い人に対してはフェアな態度で接することも大切でしょう。なぜなら愚痴ばかり言う人は、自分が損していることに非常に敏感だからです。少しでも自分が周りの人と比べて損していると感じれば、さらに愚痴の連続になってしまうことも。このような人とは一定の距離を置くことが一番ですが、場合によっては何に対して不満を抱いているのかを聞き、状況を改善する必要があるかもしれません。その時はフェアな態度で接することを覚えておきましょう。