共依存夫婦の4つの特徴とは?依存してしまう原因と4つの克服法まで元メンヘラの筆者が解説
その2 経済的な理由
経済的な理由から共依存夫婦になるケースもあります。代表的な例でいうと夫婦の一方が仕事をしていて、もう一方が専業主婦(夫)である場合に、後者は経済力がないため仕事をしている方に頼る形になるでしょう。すると、たとえ理不尽な扱いを受けても我慢することが多く、むしろ見捨てられないように精神的に相手に依存するようになります。また、仕事をしている方も自己中心的な言動を許してくれるパートナーに甘えてしまうことで、お互いに依存し合う関係が出来上がってしまうでしょう。
その3 親からの愛情不足
幼少期の親からの愛情不足も依存しやすくなる原因の一つです。依存体質の人の根本には、「誰かから愛されたい」という強い思いがあります。子どもの頃に親から十分な愛情を受けられなかった人は、大人になっても常に人からの愛情を欲してしまい、恋人や友人などに依存する傾向があるでしょう。また、相手に嫌われることを過剰に恐れるため、試し行動をしたり束縛が激しいところも特徴です。
共依存夫婦を脱するための4つの克服法
image by iStockphoto
将来的にも自分のメンタルの為にも共依存は克服した方がいいでしょう。時間はかかるかもしれませんが、少しずつ自立を目指して頑張れたらいいですね。最後に、共依存夫婦を脱するための4つの克服法をご紹介します。
こちらの記事もおすすめ
共依存恋愛なカップルの特徴とは?2つの簡単な確認方法と抜け出し方も元依存者が解説 – Mistory[ミストリー]
その1 夫婦でカウンセリングを受ける
共依存を克服したいなら、まずは夫婦でカウンセリングを受けてみることがおすすめです。自分達だけで解決しようとするには限界があるので、第三者からの的確な意見を取り入れてみましょう。特に夫婦関係のトラブル専門のカウンセラーに相談することで、より効果的なアドバイスを貰えます。一人で行くのは気が引けても、二人で話を聞いてもらうこともできるので、自分達にあった方法でカウンセリングを受けてみると良いですね。
その2 一人の時間を楽しめるようにする
image by iStockphoto
共依存夫婦に足りないところは、お互いに一人の時間を持つことです。将来的にはどちらか一方が先に天国へ旅立つことになりますし、日常生活でも仕事などで離れ離れになることが当然ありますよね。一生ずっと一緒にいることなど不可能なのです。そのため、どんなことでも良いので一人でも楽しめることを探してみましょう。すぐに見つけるのが難しい場合は、友人と遊ぶこともおすすめですよ。
その3 NOと言えるようにする
共依存を克服し自立したいなら、NOと言える勇気を持つことが大切です。「嫌われたくないから」「見捨てられたくないから」という理由で相手に合わせてばかりいては一向に自立できません。夫婦なら嫌なことは嫌とはっきり言える関係でありましょう。その際、相手の意見を強く否定するような言い方ではなく、「自分はこっちの方がいいな」など柔らかく伝えるように意識することがおすすめです。