1.喧嘩をしても翌日は普段通り接する
喧嘩しても、翌日は昨日何事もなかったように普段通り接することを意識してください。どんなことを言っても屁理屈を言う子供。冷静に対応しようと思っていても、つい反抗的な態度に思わずこちらまで感情が高ぶってしまい、喧嘩になることも少なくありません。その時は激しい口論となってしまうため、仲直りできないこともあるでしょう。しかしながら、何があっても翌日はいつも通りに接するようにしてください。
怒りの気持ちは時間の経過とともに徐々に静まってきます。ですが翌日も前日の喧嘩の感情を引きずったままだと、仲直りのきっかけを失ってしまう可能性も。親が心を開かない態度をしていると険悪な雰囲気が続き、さらに家庭内がギクシャクします。このような状況を少しでも早く抜け出すためにも、翌日は普段通りに接することが大切です。
2.食事は好きな時に食べられるように準備しておく
食事は好きな時に食べられるようにしておくことも大切。特に身体が大きく成長する中学生は食べ盛りなので、お腹を空かせています。いつでも食べられるように食事の準備をしておくことは大変ですが、仕事で忙しく夕食の準備か遅れそうな時は、惣菜や菓子パンなどを事前に用意してあげておくこともいいでしょう。栄養バランスには気を遣うお母さんもいますが、しばらく空腹の時間が長過ぎると、それだけで子供をイラつかせてしまうことにもなりかねません。また、子供の好きなメニューを出してあげることで、反抗的な態度をしていても親の愛情は伝わるものですよ。
3.話を聞く時は真剣に
三つ目は話を聞く時は真剣な姿勢で聞くこと。いつもイライラしている子供がたまには普通に話しかけてくるということもあります。いつも無視しているのに自分の都合で話かけてくることに内心憤りを感じるかもしれませんが、子供の方から話しかけてきた時は真剣に耳を傾けるようにしてください。話の内容によって対応の仕方は変わってますが、愚痴を聞いて欲しいだけということもよくあること。そんな時は親からのアドバイスはあまりせずに聞き役に徹することがポイントです。
もし、深刻な悩みの相談で大人のヘルプが必要たと思われたなら、すぐに対応できるように努めてください。
反抗期の中学生にやってはいけないこと
image by iStockphoto
反抗期にいる中学生の子供と対応する時に、決してやってはならないことがあることを忘れてはなりません。
こちらの記事もおすすめ
母親になる覚悟とは?いつ必要?子育て中に必要だと思った7つの覚悟と子育てに迷った時に思い出す事を子供2人を育児中の筆者が解説 – Mistory[ミストリー]
1.決め付けた言い方をする
反抗期の中学生に対して最もやってはならないことは、決めつけた言い方をすること。親の言うことが「絶対正しい」という伝え方はタブーです。いくら子供でもあっても、本人なりに考えがあって意見を言っていることがあります。中にはしっかりと筋の通ったものもあるでしょう。特に「そんなことをやっても意味がない」と上から否定的なことを子供に言うと、拒絶されてしまうだけ。親がすることは、子供の考えを理解して尊重することです。そして、可能な限りサポートするようにしてあげることが、理想的な対処法だと思ってください。
2.周りの環境に配慮する
やってはならないことの二つ目は、周りの目を気にしないこと。中学生は思春期の微妙な時期。そのために周りの目を気にし始めるようになります。この頃になると、本人的は自立していると友人たちに思われたいという気持ちになっていることでしょう。そのため何でも親が介入してくることを嫌がる傾向があるのです。親からすると子供のためにやっていることですが、子供は親からサポートしてもらっている姿を友達に見られてしまうのが、逆にとても恥ずかしくなることが。
これは「まだ親を頼りにしている」と周りから思われるのを嫌がっていると思っていいでしょう。そのため友だちが周りにいるところでは子供に声をかけたりサポートするのは、できるだけ控えた方がいいのです。